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【人生案内】専業主婦に複雑な思い 最相葉月さんの回答「愚弄するのはお門違い」

専業主婦の存在に憤り

友人や義母に嫌悪感

努力して国家資格を取得し、正社員になりました。夫に頼らなくても暮らしを守れるように経済的自立を果たしています。料理は週末にまとめて作って冷凍するなど、生活も工夫しています。
一方、夫が会社員というだけで、国民健康保険料や国民年金保険料を払いもせず、平然と生きている女性が許せません。多額の納税もせず、生活の工夫もしていないからです。今は女性が結婚後も働くことは一般的で、生活を守るためにみんな必死に努力しているはずです。
このように考えていると自分の心が穏やかではなくなってしまい、苦しいです。どのように考えれば専業主婦に寛大になれるでしょうか

専業主婦が嫌いなのではなく

義母や友人が嫌いだと書けばいいのに

専業主婦に限らずひきこもりや高齢者、無職など、特定のカテゴリを一括りにして叩く風潮はよくない。だって、働きたくても親や義母の介護、あるいは自身や家族の病気で働けない人だってたくさんいる。時折あさイチなんかに挑戦的なFAXをよこす視聴者に似てる相談者。
40代から双方の親の介護のために働けなくなった友人もいるんでね。平然と生きているように見えるだけだよ。近い将来自分も働けなくなるかもしれない。我が身に絶対の自信があるからこんなことが書けるんだろう。無理して寛大になる必要は無い。
文章からにじみ出る「私はこんなに頑張っているのに」感。普段から知らず知らず周りに自分の考えを押し付けてないだろうか。気をつけたい。頑張ってる自分を認めて欲しいのだろうから、夫など身近な人に話を聞いてもらったら気持ちがいくらか軽くなるのでは。ならないか。

そういや若い頃、平日の午前午後、モーニングショー、おもいっきりテレビ、お昼のワイドショーなど、公開生放送見に来るお客さんて働かなくて羨ましいなと思ったことがある(思い込み)たまの平日休みでテレビつけたら、スタジオ観覧者がおばちゃんだらけの番組が出るとチャンネル変えたっけ。なぜかいいともに関してはそんなふうに思ったことない。今もガストやスタバでおばちゃんが集ってる時間帯は避ける。たまに聴く地方局のラジオ、聞くたびに常連おばちゃんリスナーがいるし、ふと開いたツイッターのタイムラインに延々ツイートし続けてる専業主婦を見かけると「他にすることはないのか」と思ってしまう。とはいえおばちゃんにもそれぞれの人生があり、歴史も権利も自由もある。嫌いで結構だが、あまりに気にしすぎるのは生きづらい。

最相葉月さんの回答(抜粋

許せないと思ったことは一度もない

あなたのように経済的な判断基準で専業主婦の友人を見たこともありません。なぜかというとあなたの指摘するような不公平は制度上の問題であって、専業主婦にはなんの罪もないからです。
専業主婦の価値を一言で言えば、いつも家にいる、その存在にこそあるのではないでしょうか。家事を仕事に換算して専業主婦の仕事を評価する考え方がありますが、あなたと同じロジックに陥っています。
本当の価値は往々にして目に見えず、私的で、お金になりません。(中略)
私の父やきょうだいも、それぞれ母が家にいて良かったと思う理由があったはずです。あなたの友人や義母も、他人には計り知れない価値をそれぞれの家族に与えているのだと思います。それを知らない他人が愚弄するのはお門違い。自分が本当は何を嫌悪しているのか、矛先を間違えてはいけません。

辛口サイショーの人生案内 (コーヒーと一冊)

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追記 2019.6.15

気流欄の投稿を見たのかアクセスが増えているので

10年ほど専業主婦をしていた時は、働かないことに罪悪感を感じていました。(中略)家庭での無償労働は、やって当然と思われすぎていないでしょうか。働く人と周囲の協力があってこそ働けるのです。無償労働を軽視する意識があるなら、まずそこを変えていかなければならないと思います