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【人生案内】不快 SNSが気になる 最相葉月・鷲田清一両氏の回答

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批判が寄せられた「幸せ自慢するな」

不快な人物のSNSチェックがやめられない(抜粋

妊娠中に参加していたマタニティサークルに「幸せ自慢するな」という批判が寄せられた。流産した人や人生でつらいことがあった人たちからでした。自慢のつもりはなかったのですが、そんな感じ方もあるのだと思いました。

ところが、後日、その人たちのSNSを見直すと、結婚、妊娠したとたんに「幸せ自慢」をしていたのです。人にするなと言いながら、どれだけ身勝手なのかと猛烈に腹が立ちました。

以後、その人たちのSNSチェックが日課になってしまいました。幸せそうにしているとイライラし、不幸せそうならほっとします。くだらない相手と同じレベルになるようでバカらしく、時間がもったいないと思いますが、相手の不幸を願う気持ちが止められません。どうか𠮟ってください。

𠮟られたくはない

マタニティだけでなく、どこにもいるがな。サークルクラッシャー、当たり屋。ラジオリスナーもそうでしょ。Twitterなら番組タイムラインを見ないに限る。マタニティ→育児サークルとなっても、メールしかなかった自分らの頃より今の方がもっと大変だろう。お察しします。チェックやめたら睡眠の質が変わる。子どもに向き合う時間が増える。見たくなったらベランダに出て空を見上げるとよい。

最相葉月さんの回答

この記事をトイレの壁に貼って(抜粋

愚かだとわかっているのに、やらずにはいられない。これは依存症に共通する性行(せいこう=人間の性質と行い)で、深刻さのレベルによっては専門家のもとでの治療が必要になります。
あなたの場合は周囲に迷惑をかけているわけではなく、自己嫌悪に陥ってるだけですので、自分さえ気持ちを切り替えられれば改善できる可能性が高い。内なる悪魔を何としても退治したいですね。

デジタルで生まれる感情なら、デジタルで消してしまいましょう。相手のアドレスを二度とクリックしないよう削除すること。閲覧履歴や検索履歴も消去してしまいましょう。見たいと思ってももう一度入力するのに手間がかかる。相手に近づくための物理的なハードルを上げるのです。

万が一のぞいてしまったら、おこづかいから一定額を慈善活動に寄付しましょう。なんだ、ずいぶん邪悪な寄付だと思うかもしれません。そんなことを繰り返すうちに、何の理由もなく自然に寄付できるようになる。

蛇足ですが、この記事をトイレの壁に貼っておくことも小さい声でお勧めします

※見てしまうたびに500円貯金して、お子さんに服を買うか自分にお取り寄せしてもいいのでは。ブロックするか、サークルやめるがいい

SNS投稿された写真に落ち込む(2015)

自分と比較して落ち込んでしまいます。私自身はSNS投稿はしませんが、友人に勧められサイトを覗いています。おしゃれなレストラン、ブランド品、手作り料理、可愛い自撮り写真...キラキラしたもので溢れています。

そんな生活を垣間見て「自分はなんて地味なんだ」と落ち込み妬んでしまいます。

最近は妊娠報告も多く、焦りや不安を感じます。私は婚約中でまだ子作りの予定はありません。おめでたい報告にも妬みを感じる自分が嫌になります。

SNSは「人からこう見られたい」と自分を演出するためのものだという話を聞いてから、少し気持ちが楽になりました。しかしやはり気になって投稿をのぞいては、妬みと自己嫌悪を繰り返してしまいます。

やめりゃいいのに

あさイチ つながらない生き方 SNS疲れ 蛭子能収の回答 - 別館.net.amigo

読み専ならストレスが溜まるだろう。やめりゃいいのに、実生活でのつながりまで断たれそうで怖くてできないのかと。

フェイスブックでの悩みといえば、始めて3年になるが、ひとりだけ異常に写真投稿の多いのがいる。もちろんいい写真もあるけど、呼吸する感覚で撮ってるんだな。おかげで他の人のが埋もれてしまう。
ツイッターでずっとつぶやいている人がいたら、その人だけ別のリストにいれるかフィルター設定するかリムできるけどフェイスブックはリアルなつながりもあるしそこら辺悩ましい。
定期的に、必要最小限以外はデジタルデトックスに近い状態に持っていけるとちょっとスッキリしそうだ。

鷲田清一さんの回答

かつて携帯電話が普及し始めた頃、旅行で海外に出かけるとホッとする、電話がかかってこないからと言っている友人がいました。今は海外でも逃げられませんが。

あなたもここで一度、SNSとおさらばしてはいかがですか。
ついのぞいてしまうあなたは、友人の境遇と比較して心を乱しています。相手の幸不幸と逆比例するかたちであなたの心は乱交下。要は他人の幸不幸に振り回されてしまっているのです。

友人が人がうらやむような記事ばかり載せるのは、実は他人との比較の中でしか、つまり優越感を持つこと、演出することでしか自分を保てないということもあるかもしれません。向こうも本当はしんどいのです。

代々大金持ちの人とか天才的な作家などにはふつう差が大きすぎて嫉妬しません。

嫉妬するのは自分と境遇が似ている人に対してです。あなたも友人も、おそらくはその心根が似ているのです。

互いを映しあうような鏡のような関係から一度潔く降りてみませんか。

※「実は似た者同士」論。

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