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【ワルイコあつまれ4】芸能界昔話・黒澤明監督「天国と地獄」荒木とよひさ「時の流れに身をまかせ」

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黒澤明

蜘蛛巣城

むか~しむかし、くろさわあきらという、えいがをつくることにいのちをかけた、ひとりのおとこがいました。

それは、蜘蛛巣城という映画を撮っていた時のお話。その映画の主役は、三船敏郎というかっこいいお兄さん。映画の中で三船敏郎さんに弓矢が放たれるシーンがあります。普通はこういうシーンでは、にせものの矢を使って撮影するのですが、それだと必死な顔になりません。どうやったらそういう顔になるのか?

黒澤監督は考えました。ポク、ポク、チーン。

黒澤監督は三船敏郎さんに必死な顔をさせるため、弓道部の人を呼んで、実際に本物の矢を放ってもらったんだって。少しでもずれたら「ブスッ」と刺さって大変なことに!もちろん撮影は見事成功。

でもこんな方法、いまは絶対にまねをしてはいけません。

このシーンの三船敏郎は、演技を超えた恐怖の顔をしていたのです!!三船敏郎は撮影中にこういったそうです。

「おい!!本当に殺す気か!」...

一番美しく

第二次大戦中に軍の工場で働く女性たちを描いた「一番美しく」

黒澤監督は、まるでドキュメンタリーのような映画を撮りたかったのです。

黒澤監督は考えました。ぽく、ぽく、ぽく...ちーん!

黒澤監督は女優さん達を、撮影のために三ヶ月、その工場で働かせたんです!女優さん達は撮影もせず働くと、顔はやつれてヘロヘロになりました。監督はその顔を待っていたんです。

撮影後、やめた女優さんもいたんだって

※矢口陽子(85年死去)は黒澤監督と結婚。入江たか子(原田知世版「時をかける少女」など。95年死去)、志村喬(「生きる」など。82年死去)らが出演

天国と地獄

新幹線の中での撮影をしている時に、窓から映る民家の屋根がどうにもこうにも邪魔だった。

民家の屋根がない方がいい。だけど当時はCGもない時代。

黒澤監督は考えました。ぽく、ぽく、ぽく...ちーん!

ジャマなものは邪魔。なんと住人に頼み込みました...「家の屋根を壊させてください」

撮影終了後、新築の家を建てて持ち主にお返ししました。

刑事と誘拐犯の対決。家の住人は今どうなさってるのか。

勝新太郎版。
【まとめ】ワルイコあつまれ 勝新太郎 かつしんたろう - 別館.net.amigo

荒木とよひさ

時の流れに身をまかせ

いまのこどもたちは、人生といっても、7年とか11年しかないんだけども。それでも、みんな「もしも」で生きているわけですよね。もしもあの時ああだったら...

もしもひとりだったら、すごいさみしいよ。

草彅:人生には裏と表があるんですね

人は時間に逆らうことができない。だからみんな、生きているんだよ。

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「もしも」といえばこの曲も荒木さん。わらべは自分と同学年。てことは2022年、55歳。ワルイコ、前半は欽ちゃん。2021年、80歳。
わらべ - もしも明日が‧‧‧。 - YouTube

ワルイコあつまれ 松田優作 生い立ち、足切断を希望、ブラックレインと癌 - 別館.net.amigo