特撰エンタ
スパゲティは、折ってゆでるんや。
スパゲティをゆでるときに、折ると小鍋でいける(笑)燃えたりしたことがあって。タイムラグがある
すべてのいたずらっ子を持つ親へ
ピーターラビットシリーズ/ビアトリクス・ポター
出版されて120年、50年ぶりに新訳を手がけた。シリーズ累計2億5千万部。
うさぎとか、有名なキャラクターたくさんいるんですけど。今回全23巻、登場人物たちがユニークで、いたずらっ子もたくさんで、悲喜こもごもをリズミカルに、いっしょうけんめい訳そうと思って今も続けてるんです。楽しさをぜひ味わっていただけたら。
マグレガーおじさんの畑にだけは、いかないようにと言われたのに
にくのパイ、もともとあったんですけど、今回初めてなんですよ。結構みんなドヨッとなるんですけど、ここが今回収録されることによって、ピーターラビットの世界がただかわいいだけではなく、人間と動物の関係、生きていく厳しさもインパクトとしてある。ここから始まる世界を味わって。
ピーターはドジっ子なんですけど、ピーターだけじゃなくみんなが知恵を絞っていたずらをする。訳してて思ったのが「子供っていたずらをするときに一番頭を使ってるんだな」いたずらをするときにその子がすごく成長してる。動物たちのお話を通して自分たちの生活、子供たちが何を考えてるのかもじわじわ伝わってくる。
ナゼナニを感じ始めた小学生へ
二番目の悪者/林木林作 庄野ナホコ絵
友達が言ってたから、有名な人が言ってたから、ネットで話題になったから...うわさがひとり歩きして、人を傷つけてしまう。大人が読んでもドキッとする。
金色の鬣で生まれた自分こそが、天に選ばれた者だと思ってる主人公。死期が迫った王様が、次を国民で選ぶようお触れを出し...
一緒にニュースを見るようになったお子さんが「どうしてこういう風になってるの」と感じ始める。一緒に読んでいただけると楽しめると思う。物語を通して、世界とか情報を作ってる、自分もその一部なんだと、一緒に理解できる。
読み終わった後、タイトルを見ると「じゃあ一番目の悪者って誰なん」ちょっと忘れられない一冊。
※いまや小学1年生でも「知ってる国は」問うとウクライナやロシアと答える。学校だけに任すんじゃなくてさ。高畑充希だって「火のないところに煙が立っちゃう仕事してる」わけだし。
二番目の悪者