手がけた本は二千冊以上。菊池亜希子「おなかのおと」も。
ちいさなうさこちゃん
ピノッキオの冒険
生い立ち
読むのは苦手だった
亀の外枯玉雄くん。もう15年の付き合い。両生類が好き。もともと水の中にいたのに、陸に出てくるなんて。本も生き物みたいなもの。付き合っていく仲間。ペットと本はよく似ている。
小さい頃は、本は好きだったけれども、本を読むのはとっても苦手だった。まず文字。明朝体を見ると、糸を引いてるようで、怨念がかっていて怖い。字、怖いですよ。本のカタチはワクワクする、何かすごいものが入っている。読む練習しなきゃと思って、いつでも読めるように小さい紙に書いて写して、自分が読む用の本を作ってホチキスで留めて「よし、これだったらいつでも読めるぞ」出来ると読まない。不器用な感じでしたね。
いつ本と関わっても、全く違う気持ちでいられるのは、本の持つマジック。不思議な感じですよ。本は変な存在。なきゃないでいいし、あれば助けられた。面白いので、本と関わって楽しんでほしいと思います。悩むのも出会いでしょうから、ね~。