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人生案内メモ、文字起こし、感想。

【理想本箱】幅允孝の選ぶ、もう死にたいと思った時読む本 深沢七郎 「人間滅亡的人生案内」

人間滅亡的人生案内

深沢七郎

中学でいじめを受けた。地元から離れた私立高校に進学することで環境を変えたが、孤独感はどうしようもできず、半年ほど不登校状態に。ふとした瞬間「もう死んだほうが良いのでは」という思いが頭をよぎる。

吉岡里帆:学生時代を思い返すと、今より考え方のレパートリーが少なかった。そもそも自分の気持ちを立ち上げるための言葉だったり、方法や価値観がないと、根本的な解決にならない

幅:本を読んで人が救われるかというと、なかなか難しい。救われはしないけど耐えられる。あえて1冊目はパンチが効いた本。悩みそのものを解体して「大丈夫だぞ」と叩いてくれる。読めば読むほど肩の力が抜けてくる。あれ?悩みってなんだっけ、みたいな。

深沢七郎さんはミュージシャンでもある。「映像の帯」不覚にも笑ってしまった。高橋和也がギター抱えて怪演。相談者役は小野花梨、岩男海史、萩沼栄音。よく笑わずにできたなと。さすがァ

高校3年間は泣き寝入り。学校にいる間は水の中にいるように不自由なもの。男性というものを規格付けすることが必要。彼を買いかぶり過ぎた。同じようなクマの人形はいくらでもいます。あなたは買い物に慣れてないから高く買いすぎた...w

しろいろの街の、その骨の体温の

村田沙耶香

主人公と女友達、男の子。教室の中の価値観に縛られて自由に動けない。スクールカーストで身動きできないもどかしさ。自分の価値は、自分で作ることができる。そんなことを教えてくれる1冊。信子ちゃんが涙と鼻水を垂らしながらわめくんです。
※映像の帯は大後寿々花蔵下穂波...かわいさの中に潜む怖さ。

悲しみの秘技

若松英輔

悲しみとは何か、本人なりに分析して書かれている。自分の中にある悲しみを読者に開示しながら、どう対峙するのか教えてくれる26のエッセイ集。「花の供養に」悲しみに切実に肉薄している。ぜひ読んで欲しい。石牟礼道子「花の文を-寄る辺なき魂の祈り」引用。ろうどくは

1968年生まれ。批評家、文筆家