なぜこんなに恵まれない人生
50代
父が働かず貧乏な生活でした。母のおかげで高校まで行かせてもらえましたが、大学は諦めました。温かい家庭を夢見て20代で結婚。しかし相手はやはり働かず、幼稚園児の一人息子を連れて実家に帰りました。大学まではいかせました。
お付き合いして20年になる男性がいます。戸籍上の奥さんがいますが20年あまり別居、夫婦関係は破綻しているようです。
息子の教育、母の介護等助けてくれます。最近は孫のところに行くようになり、正直面白くありません。
息子は結婚しましたが、気の強い妻やその母とうまくいかず、不本意ながら離婚を強いられました。孫は元妻側におり、会わせてもらえません。
友達も温かい家庭もありません。生きて行くのがつらいです
正直面白くありません
不倫だもんな。もう太字の2行で同情の余地がない。自分と付き合っているのを相手の妻が知っているから破綻しても離婚しないのでは。孫に会いにいく感情は別物。読んでいて正直面白くありません。相手を責めてばかり。助けてくれるから付き合っている。なにかしてもらえることばかり考えてそう。
海原純子先生の回答
幸せになるための努力をなさっては
一人で子供を育て、大学を卒業させるために多くの努力と苦労をなさったのだと思います。もうひとつ、幸せになる為に努力をなさってはいかがでしょう。
それは自分にないものばかりに目を向けず、ご自分の持っているものに目を向ける努力をすること。
ご相談が綴られたパソコンのワード文章が、きちんと段階ごとに分けられて読みやすいこともそのひとつ。事務能力に長けた方だということもわかります。職場でご自分の場所をこれまで築いてこられたのでしょう。
長年お付き合いしている方が居るなら、時々会う機会を楽しくお過ごしになってはいかがでしょう。息子さんと一緒に食事をすることもできるでしょう。あなたから見て幸せそうだと思う方たちは、家族がいるからとかお金があるから幸せではないのです。
自分が今持っているものを見つめ、それを大事に楽しもうという心の中から幸せを感じる心が生まれているはずなのです
しあわせはいつもじぶんのこころがきめる 相田みつを
相談者の良いところを見つけるのがうまいのは増田明美も同じ。
ここまで長きにわたって続いた不倫関係をあえて肯定するかのような「時々会う機会を楽しく過ごしになってはいかがでしょう」
- 作者:海原純子
- 発売日: 2020/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)