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らららクラシック トムとジェリーおかわり 上水樽力 細馬宏通

上水樽:まさか二回目があるとは思わなかった(笑)

スコット・ブラッドリー

言葉を話さない2匹の会話を音楽で

シェーン・ベルクが考えた当時としては前衛的な十二音技法。

十二の異なる音を一度ずつ使うなどの技法を駆使する現代音楽の作曲法

十二音技法 - Wikipedia

「滅茶苦茶ゴルフ」1945年の作品。戦時中ではないか。ふとわれに返ったぞ。

上水樽:実は音楽と映画は同時進行で作ってきて、最後に合わせるんですね
実際に制作現場で使われていた、ディテール・シート登場。カメラの動きからキャラクター動作、サウンド、効果音、セリフなどが細かく書き込まれる

アニメーションは1秒間に24枚の連続した絵で作られている(8フレーム=およそ0.3秒)
上水樽:完全にちょっとした絵の流れはあったんですけど、製作段階でこういうものになります
高橋:ものすごく密度の濃いコミュニケーション

このシートを元にオーケストラ編曲や録音、作画などのアニメ制作が個別に進められた

ブラッドリーは1926年、ラジオ局専属オーケストラの指揮者に。クラシック、ポピュラー、ジャズなど演奏。3年後、ウォルト・ディズニーのスタジオを見学し違和感を持つ。アニメ制作のスタジオに参加、トムとジェリーで才能開花。ウィリサム・ハンナ、ジョセフ・バーベラとの出会いがブラッドリーを変えた。テックス・アベリー監督との相性は最悪。画面ごとの音楽の傾向を自分で決め、作曲家に支持するスタイルだったため、音楽は単なるBGMではないと主張し衝突。

やんちゃな生徒(1948)

細馬:単なるBGMってのは嫌だったんでしょうね。音楽の中にBGM以上のなにかを考えることをやろうと。特に、トムがねずみの取り方を教える「やんちゃな生徒」オープニング聞き覚えないですか
高橋:あります。きらきら星
細馬:そうです。どんなイメージ
高橋:学校で習う
細馬:かわいらしい、習い事のイメージがある

原題は「Professor TOM」 教授ってトム。
ネコは ネズミを とる ←トムの動きひとつひとつトロンボーンの下降するメロディ。上から下に向かって偉そうな事を言っている。トムと子猫は上下の関係

ところがそのあとジェリーが勝手に教えちゃう。 ネコとネズミは相棒だ※ここで軽やかなきらきら星 ジェリーが教える時のテーマ。仲間っぽい
いつものようにトムがやられたあとエンディングを迎える。景気のいい音楽に変わる。映画オズの魔法使い「黄色いレンガ道をたどって」学校で習ったこともない冒険。室内から塀を越えて。急に遠近法がきいて、ちょっと不思議に思いました。映像を作る方は、学校で教わることと教わらないことの対比を表したかった。

ごきげんないとこ(1951)


Touhou Project, Tom & Jerry: Wriggle Nightbug (Rumia), Bouncer 3 Cats

番組ラストは東京フィルハーモニー交響楽団の演奏。上水樽さんも参加