えのきの一本焼き
土井 えのきをまるごとそのまま網焼き。燃えたら困りますからドボンと水につけまして、水けをきる。3分半ぐらい焼いて、ひっくり返す。中はモッチリと。外は焼き色が付きますから。季節のすだちを添えて、お塩も最高ですよ。
後藤 猪木の一本背負いじゃなくて（笑）
土井 やってみてください、すぐできますから。
テーマは「潰す」既成概念を潰す。若手を潰すとか、そういうことではなく。
里芋のどぅるわかしー
沖縄の料理。お鍋の中で煮えるとかいう意味もあるようで。
4人分
里芋5個（400ｇ）かぶるぐらいの水に里芋を入れ、煮立ってから20～25分間茹でる。ふきんをもって、つるんとむく。衣（きぬ）かつぎ芋とかいうんです。昔のお婆ちゃんは、ちゃんと煮える芋を知っていた。
生シイタケ3枚（80ｇ）は軸を取る。軸は小さく切る。かさは5ミリ角のさいの目に。鍋にサラダ油大さじ４、にんじん1/4本（80ｇ）、しいたけを炒める。塩小さじ１、砂糖大さじ２を入れて味を決める。里芋そのものには味付けをせず、鍋に押し付けるようにしてつぶす。または皿に乗せて上からふきんをかけてつぶす。鍋に入れて混ぜる。下茹でしたむき身の枝豆50ｇを入れる。
じゃがいものポテトサラダよりも簡単思いません？
まいたけのそぼろ
まいたけ、つぶしてはいけないものをつぶす。さらに細かく切る。
鍋にサラダ油大さじ1/2、合いびき肉100ｇ（脂身が多ければサラダ油を控えめに）お箸3～4本で煎り付ける。ほぐしたまいたけ、酒カップ1/4、たまりじょうゆ（なければしょうゆ）大さじ１、塩少々を入れる。たまりじょうゆは塩分が少ない。締まりがないから塩を入れる。煮汁がないところまで煮詰めると傷みにくい。
竹の器によそって。炊きたてのご飯に乗せると味がなじむ。彩にインゲンの胡麻和え、梅干しを添えて。
きょうの料理 土井善晴 牛すき煮 卵焼きのお弁当 - 別館.net.amigo
