ゴローとジジとペンタ
妻と息子と3匹の猫。
妻が友人を通して譲り受けた雄のゴロー、メスの内気なジジ。2匹は兄と妹。
生後間もなく、近所の道路わきで見つけ、保護した、自由気ままなペンタ。
猫はどこからきて、どこへいくのか?
妻とよく話す、お気に入りの猫の話がある。
何千年か前の話だ。
猫は、アフリカへ出る船に乗って、海を渡ったと言われている。ネズミを捕るために連れてった、ということなんだけど、
私と妻の見解は違う。
猫を抱えた船乗りは、船長に言ったのだ。
「猫...っていうんですけど、連れてっていいすか?コイツ、ええっと...ネズミを捕るんすよ」
船長が信じなかったのは、言うまでもない。ネズミをすべて食い尽くしたら、何を食わせればいい?そもそも男たちは、目を泳がせているじゃないか...
藤井太洋さんとは
奄美大島出身。ソフトウェア開発などを経て、作家に転身。執筆に使うのはお手製の編集ソフト。
品詞ごとに色を分けてるんです。名詞は水色、ピンクが動詞。助詞が薄い黄土色ですね。助動詞が、薄ピンク色。手がかりがつかみやすい。
東日本大震災後「あそこが死の土地になる」とか今でも入れないところはたくさんありますけど「子どもが産めなくなる」とかそういう話が出てきて。なんとかコミュニケーションとか伝え方を変えることはできないかなあと思ってた。
会社員だったので、コネクション、コミュニケーション作る時間もなかなか取れなくて。なので、一人でできることはないかなと思って。
思いついたのが、好きだった小説なんです。書いてみようかなと。
小節の設定はイラストで。マスチフに乗せて