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ネコメンタリー猫も、杓子も 内田春菊「三猫の暮らし」、ファザーファッカーを語る。

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子どもが4人もいるんでね、どっちにしろアタシが面倒見なきゃいけない。
君たちの世話だけで手いっぱい、無理」て言い続けたんだけど

トンとアネとイモ

トン

一番古くからいるのが、トン。時々風呂に落ちる(笑)最近落ちてないか。足を滑らして。びちょびちょになるとつかまらない。ドライヤーとか大っ嫌いだし

イモ

血統書とかついてるんだけど、飼えなくなって保護されて。ボランティアさんから「マンチカンのかわいいのが来たから、誰かいない?」2週間お試しで、子どもたちも「かわいい」って、もうそのまま。

ふと見るととんでもない寝相で。それもかわいくて

アネ

当たり屋なんですよ。私がキッチンまで行くと、ダーッと来て。追っかけて捕まえて。アネちゃんが尻尾でお腹を守って。

三猫の暮らし

朗読宮沢りえ

家から出ない猫を飼って初めて、知ってるつもりで知らなかった、猫のいろいろに触れている今日この頃。

いちばんびっくりしたのは、クラッキング。3匹のうち、マンチカンの姉妹の妹のほう、イモだけがする。

ある時、窓の近くにいたイモから、不思議な音が。

「カラカラ...カラカラ...」と、小さな音が鳴るような。

見ると、イモの口元がそれに合わせて震えている。ネコの出す声じゃない。何が起こっているのだ。

ネコに見えて、使い魔とか、式神とか、SCPとか、そんなものかもしれない...

クラッキングとは、猫の狩猟本能からくる行為の一つ※なぜかトップページが郷ひろみ。
猫の「クラッキング」について徹底解説!意味や理由から似た行動まで | ネコマガ

ファザーファッカー

作家としての原点

27ぐらいの時に、母と話し合って。

アタシとしては、子どもの頃にすごいいろんなことがあって、それは母は謝らないけど「今はお金稼いでるから、お金だけはくれるよね」それで頭にきて。それ相当の訳はあるじゃないですか、絶縁する。で、書いたのがファザーファッカー。

子どもの時から漫画家になりたいっていうのを、母と育ての父が、もんのすごく「バカじゃん、バカの言うことだ」みたいにすごいけなしたの。で、文学とか小説の方はありがたがってたので。ファザーファッカーは小説にしようと思ったのは、それが大きいですよね。

ファザーファッカーに関しては、怒りの矛先は相当なもんだな。怒りは込めても恨みは込めないようにしてる。怒って書いてるんだけど、恨みにならないようにはしてる。

わたしはたぶん、早熟に助けられたクチだと思います。だから根強い「親を大事に」みたいな道徳心をもって、自分さえ我慢してれば、痛々しい心がある人は長引くじゃないですか。その人たちが長引いてどうにか収まったあとでも、ずうっと、傷が残る。

16ぐらいから家出をしてて。周りの世界って、親が言ってたのとちょっと違うぞって思ったりとかね...

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