2023.9.29放送
曲目
TOMORROW
キセキ
チェリー
女々しくて(演歌風むせび泣きバージョン)
※瀬川嘉さんが「今までおかけした曲の中で、一番笑えた曲」
希望の轍
文字起こし(抜粋)
歌のない歌謡曲は、Panasonicの(旧・松下電器)提供で、民間放送ラジオ局、新日本放送(現在のMBS毎日放送)で放送されたのが始まりでした。全国では、このMBSの1952年(昭和26年)からが最も古く、KRY山口放送では開局後、1956年(昭和31年)4月1日に放送を開始し、以来今日まで67年という最長寿番組となりました。
今日で通算21002回目の放送となります。たくさんの関係者で、力を合わせて送り出してまいりました。これまで一番支えてくださったのは、間違いなく、ラジオを聴いてくださっていた、あなたでした。ほんとうにありがとうございました。今日で最後の放送となりますが、どうぞいつもと変わらずお楽しみいただければと思います。
さて、全国のうたなしアナウンサー私たちが読む、パナソニックグループのコマーシャル枠、今日が最終回です。
松下電器、パナソニックの宣伝部門に配属された社員の方が、毎週毎週原稿を手作りし、それを各放送局でアレンジしていたものでした。最後にPanasonicから感謝のメッセージが届いていますので代読させていただきますね
われわれには「この品物をあなたがお使いになれば、便利で利益になります」ということを、消費者にお知らせする義務がある」という、創業者の松下幸之助が残した言葉を胸に、原稿一文字一文字に魂を込め、半世紀以上、皆様の暮らしにお役に立てる製品や、技術の情報をお届けしてきました(中略)
時には、37ある放送局の地域に合わせて、37パターンの原稿を作ったり。毎週締め切りに追われる中、皆様からの温かいお言葉が、私たちの心の支えでした...
心からの温かい感謝をこめて、Panasonicグループでした。
金曜日と言えばこのコーナーですね。暮らしのメモ・毎週金曜日は野菜ことばのお話。野菜ソムリエ上級プロの西川満希子さんです。
さといも。満月は芋名月と言われますので。さといもの野菜ことばは「努力の実り」さといもは、土の力で味が決まるともいわれていて、土の力を読み替えると「どりょく」とも読めますので。お芋を食べたときに自分自身にもエールを送れるようになってほしいなと。
(希望の轍 BGMに)
こころはずむ朝もあれば、沈んでる朝もある。
大切な行事の当日で、緊張してる方もおありかもしれない。
昨日の悲しみを引きずって、うつむいてる朝をお過ごしの方もいらっしゃるかもしれない。
決して饒舌に多くを語りかける番組ではありませんでしたが、ほんとうにさりげなく、おひとりおひとりの心に
メロディーとリズムを刻んで、背中を押すせるきっかけになるといいなあ、と思って、マイクに向かってきました。
そして、番組の制作にあたったすべての関係者が、それを目指してきました。
同じ言葉を聞いても、同じ音楽を流しても、
受け取ってくださるお一人お一人の記憶の中には、二つとして同じ風景は浮かばないでしょうし
様々な思い出や感情が湧き上がってくることも確かだと思います。
これからも私たちの中にある、限りない想像力を面白がることのできる世界を大切に、楽しんでいただけたらと思います。
10月からの朝も、あなたの一日の始まりが、希望に満ちたものでありますように。
また、お会いできる機会があることを楽しみにしています。長い間、ありがとうございました。
歌のない歌謡曲、お相手は瀬川嘉でした。この番組はPanasonicがお送りしました。
これからお出かけになる方は、どうぞ、お気をつけて
37局ラストナンバー
さすがMBS
歌のない歌謡曲。全国37局最後の一曲。
— 咲来さん@ (@sakkurusan) September 29, 2023
全国37局のパーソナリティの皆さん。
71年間にわたりスポンサーを続けたPanasonicさん。本当にお疲れ様でした。 pic.twitter.com/utr3WXFZlq
2023.9.27放送(抜粋
ゲストは勝津正男さん(元KRYアナウンサー
KRYラジオは13年ぶり!...ダメダメ、こんな大きな声でしゃべっちゃいけない。話はもっとしっとりやらなくちゃ
わたしは今一般人ですから
通算で、ちょっと空白もあったんですけど、ラジオの朝ワイドを17年半やったのかな。その時は基本的に月曜から木曜まで、瀬川さんから呼びかけていただいて、その日の天気予報をお伝えしておりました。
うたなしの天気やってるときに、はっと気が付いたのが「うたなしって童謡みたいな番組だな」と思ったんですよ
とってもシンプルで、伝えなきゃならないことも伝えますし。過不足なく伝えなきゃいけないじゃない。あまり個性を出しすぎると、耳につきすぎてしまって、情報が伝わらない。セーブの仕方とか、しゃべり手の基本中の基本みたいな番組だなと。
よっぽど何か災害が迫ってるとかというような場合は別として、なるべくいい音を出そう。自分は楽器だ、と。この楽器が一番いい音を出せるように声を出そうと考え始めた。多分最後の5年間ぐらいですかね
学生時代、大阪のMBS、何時だったかな、その時6時45分だったと思う。それ(うたなし)を聴いて寝てました。一晩中起きてて。学生だから。講義がないときは、うたなし聴き終わって寝てました。若気の至りですね。
MBSは、さすが関西。しゃべりの部分は大阪のしゃべりでしたね
ー最後に、勝津さんに、ちょうど今から20年前にお亡くなりになりました、私の前任者の吉田治美さんについて、お話を伺ってみました。
吉田治美さんて、特に後輩からすると、ものすごい高い壁だったので、うたなしのしゃべりには似つかわしくないかもしれないけれど、まさに自分を磨き上げ、作り上げていくんですけど、たくさんのしゃべり手知ってますけど、あの人の右に出る者はいない。絶対まねできないほどの職人さんでしたね
あなたが継ぐ、って聞いたときに「うわぁ、まぁ、あなたなら」とも思いましたけど、大変だぞ~、って思いました。
ーとってもプレッシャーでした。治美さん、わたし、ちゃんとできてましたか?
※最終回と並んで神回。県民リスナーなら「治美姫じゃ」「治美のわっしょい日曜日」聴いてた人は多いはず。白柳徹子ですね。勝津さんといえば「ナマナマ55分」かな。
タイムフリーは1週間、サイトは放送終了後に削除らしいので、書き起こした。録音機器を持ってないのが悔やまれる。ポッドキャストで残せないものかしら。各地、選曲が違うので聴き比べてみたい。
うたなし終了後、KRYは10月から羽田美智子のいってらっしゃい、黒木瞳のあさナビに。