別館.net.amigo

人生案内メモ、文字起こし、感想。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

【人生案内・都合のいい女でいい?】小川仁志さんとマルクス・ガブリエルによる親子関係、口出しの限界とは

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

都合のいい女でいい?

自称公務員のイケメン男性に夢中で心配

マッチングアプリを通じて知り合い、初めて会った時、食事のあとバーに行きました。初めて会ったにもかかわらず、頭をポンポンと撫でられ、手をつなぎ、別れ際には駅でぎゅっと抱きしめられ、まるで映画のワンシーンのようだったそうです。LINEや電話で甘い言葉をささやかれ、娘はメロメロです。

男性は大学の時映画サークルに入り、俳優を目指していたそうです。すべて演技に見えます。彼からお付き合いする気はないと念を押されたそうです。にもかかわらず、泊まりに行っています。娘は好きになったから付き合ってくれなくても会いに行くと言っています。都合のいい女でもいいそうです。

テレフォン人生相談案件

おーはらさんでも、中川潤さんでも、誰であっても同じ回答をしそうでね。後述の小川さん、非常に読みやすく、穏やかな模範回答だった。

潤:のぼせ上ってるんだから何言っても聞かないよう。←いかにも言いそう

それにしても、あまりにもよくしゃべる娘。30代にして、はじめての恋の可能性が高い。

小川仁志さんの回答

親は何もするべきでない

もう成人している子どもについては、親は何もすることができないのです。いや、してはいけないのです。

現代ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルによると、親子には「中立的な他者性の命を創造すること」が必要だといいます。つまり、親子は互いに中立的な他者として接しなければならないということです。他者は私たちにはコントロールできない存在です。他人が男に騙されているからと言って、本人の意に反して関係を引き裂くことはしないでしょう。子どもも他者だとみなすなら、他人と同じように扱う必要があります。

いま強引に仲を引き裂けば、お嬢さんから一生恨まれる可能性があります。口出ししただけでも、その後うまくいかなくなったときに親のせいにされるのがオチです。反対に、今口出ししなかった場合は、仮に何か問題が起こったとしても、親のせいにされることはないでしょう。もちろん、犯罪に巻き込まれそうなケースは例外です。その場合は他人でも口出しすると思います。要は、他人と同じ基準で心配するのがいいということです。