Street Noiz 2023.4.7放送
北野順一さん
なれそめを聞かせてください、ということで。時間が足りないです、たくさんありすぎて。僕は15歳の時からマイクの前でしゃべってて。10年経って、26ぐらいですかね、琉球放送のラジオで僕はしゃべっていたんですけど、ポップスベストテンやってて。
報告がてらCBSソニーに送ったら、めぐりめぐって松井さんの耳に留まったらしく、ある日突然局に電話がかかってきまして。琉球放送会館のすぐそばにある小さな喫茶店に松井さんと待ち合わせて会って。
「北九州に放送局ができてるんだが、しゃべってみないか?」松井伸一の、あの笑顔なんですよ。ずぅっと。怪しいでしょ。怖くなって。この話あまりしてないんですけど、僕何度かお断りしてるんですよ。自信がなくってね。そしたら、2か月に一遍、連絡してくるんですよ。しつこいなと思って。で、開局1年後に合流することになったんですね。
最新のエピソードは、スタッフと一緒にちょこっとお会いできたときに、僕のことを見て、すぐ手を振ってくれたんですよ、松井さんが。すぐそばに行って。すると、ずーっと僕の顔をじーって見て。あの頃と同じ、微笑んで。
もうその時点で「任せたよ」って言ってることが分かったので「いやダメです、4月から一緒にやりましょう、スタジオで待ってるんで。一緒に音楽の話をしましょう」小さくうなずいて。
娘さんが「JKさん、よく番組引き受けましたね」言うんですよ。すぐ理解できたんですよ。思い切りやっていいんだ、って。
パオーン 2023.4.7放送
沢田幸二さん(日刊ニュース
チープトリックなんですけど。実は往年のKBCラジオのファンの方にはおなじみの方だと思うんですが、弊社KBCアナウンス部の大先輩、松井伸一さんが一昨日お亡くなりになりました。84歳でした。
私が入社した当時からラジオテレビの情報番組、ニュースキャスター、ゴルフの中継、ラジオと、あらゆるジャンルをこなしてらっしゃった、私にとってはもう仰ぎみるような特別な存在でした。
そんな松井さんは、自他共に認める洋楽大好きなパーソナリティーとしても知られたかた。チープトリックがまだ無名の頃から、彼らの音楽に耳を傾け、いち早くラジオで彼らの曲を紹介してらっしゃいました。日本で初めてチープトリックを紹介したといっても過言ではないと思います。
それを知ったチープトリックが、福岡公演の時に、松井さんに感謝の気持ちを込めて、わざわざステージにあげて。ファンの間では伝説になっています。
関連
音楽に造詣の深い方でしたが私にとってはゴルフ実況の師匠でした。
— 和田安生 aka わだまん。 (@wadamandam) April 7, 2023
お別れと感謝を伝えてきました。
ありがとうございました。
こちらでは水谷寛さんも急逝してしまったし、気持ちの整理がつかないまま。podcastも少ないよなぁ。できるだけ遺す方法をとってほしかったな