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【訃報】田辺聖子さん おせいさんが亡くなった。徹子の部屋をちょっとだけ。

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初めてその名を知ったのは高校生の頃。スーパースヌーピーブックの中。スヌーに囲まれたおせいさん。スヌー物語を読んだのは徹子の部屋(2006.11.7放送)に出た後。芋たこなんきん(※なぜDVD化されん?再放送見たいぞ。誰のせいや。なんかしたんか。おでん屋のイーデス・ハンソンは元気か)徹子さんが「匹」といったのをやんわり「1人って言って」...もう一度放送してもらえないかな。

書く小説、それはね、人間の何でもない気持ちの中に「これを言ってあげたら喜ぶだろうな」と思って、その話題を持ち出すとか「こんなこと言っちゃいけない、これは黙ってあげよう」そういうほんの少しの、ほんのぽっちりの優しさっていうのがね、人生の中でいろいろたくさん、雲母(きらら)みたいに渦巻いて光ってる。それでもって人間の生活、人生が出来上がってる。そんなふうに小説が書きたいの

Lil' Folks +++ スヌーの部屋
随筆「猫なで日記 私の創作ノート」にも猫をなでるように、作品を猫に見立てて作り上げる、と。91年。

82.7.12出演時(当時54歳)可愛らしい衣装で登場

ずーっと引きこもって書いてるでしょう。一番手近な気分転換ね、いろんなもの着たり。でもあんまり高いもんばっかりじゃなくて、ニットとかいろいろ。とにかくフリフリとかレースが好きなのね。

亡き古典の先生が「教科書がとっつきにくければ田辺聖子を読むとわかりやすい」と言ってたのを思い出し、ああこの人かと手にとったのが「新源氏物語」いまKindleで上中下読める。

このごろみんなが「国文って面白いね」若い子が増えてきて。国文学を愛してきたこともまんざら間違いではなかった。無駄ではなかった。(2008年)

杏さんがいいと言ってた本

170722 杏ちゃんの一冊『隼別王子の叛乱 - 田辺 聖子』

ジョゼと虎と魚たちはあまりにも知られてるので。

鉛筆が2センチほどになるまで使い込んでいたのだそう。

人間が生きていくというのは、なにか好きなものがあったり、好きな人がいたり、好きな仕事があったり。それを考えてみよう、書いてみたいと。
....つまり思いやりが一番おおもとにある気がする。言葉がね。