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【スッキリ、シューイチ】モンキー・パンチ特集 担当編集者 遠藤隆一

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スッキリで冒頭から30分も割いてくれた。2008年、サプライズで出演者を描く。以下、2007・2010年スッキリ、2015年シューイチ放送分から

ペンネームの由来

ルパンを描く2年ぐらい前まで本名でやってたんですけど、出版者の方で日本人なのか外国人なのかわかんないでしょというので、ペンネームを編集部の方で付けるからともらった名前が「モンキー・パンチ」←西遊記孫悟空が好き+風刺画を意味する「パンチ」1年限定予定だったが、ルパン三世が大ヒットし、本名に戻すタイミングを失った。

ルパン三世と自分

漫画のキャラクターはどちらかというと、自分と正反対のものを出しますね。キャラクターにこうなればいいなとかあって、それがルパンの中に入っているんじゃないかなと思う。僕とは性格も正反対ですし。

転機

新しい雑誌を出すということで、お前の作品を入れるから何を描きたいんだと(編集長に)言われて、即答しないと仕事貰えないんじゃないかと。頭で考えたのかピンって浮かんだのが、アルセーヌ・ルパンの話だったんですね。とにかくルパンをモデルにした漫画を描きたいと、始めた感じですね。

67年当時、日本の漫画のほとんどは子供向け。初の大人向けは、漫画アクションだった。

カリオストロの城(1979)

宮崎駿さんのカリオストロは好きですね。僕のルパンというよりは宮崎さんのルパンですよと。あれ見たときにルパンの材料というのはいろいろあるんだなと。作る人によってね。だから作る監督さんによって全然違うし。そのぐらいルパンというキャラクターは、便利なキャラクターなのかなと。宮崎さんのカリオストロを見て、逆に僕のほうが刺激されたといいますかね。

クイズッス(2010年放送)

アニメーションで使われている五ェ門の刀の名前が斬鉄剣なんですが、実は僕の原作では全く違う名前なんです。それはなんでしょう?
実は流星(リュウセイ)という、ものすごいかっこいい名前つけてます

一番のお気に入りは銭形警部。頭の中ではトムとジェリーのアニメーションが浮かんで、あの追いかけっこやらしたら面白いなと。

峰不二子の名前の由来

どういう名前がいいかなと考えていたら、目の前に北斎かなにかの富士山の絵があったんですよ。そこに霊峰富士って書いてるんですよ。霊峰の霊をとって、下に子をつけて「峰不二子」にしたんです(笑)

遠藤隆一さん

双葉社 担当編集者

20年以上担当。
ワンアンドオンリーの作家さん。似た人がいない。オリジナリティーの非常に強い。ウイットが効いててどんでん返しが多いショートストーリー。そういうアイデアを毎週出し続けたのは本当にすごいと思う。
非常に誠実で、温厚な優しい方でした。漫画アクションの歴史と共に歩んでこられた方なんですけど。懐の広さが、52年間に渡って国民的に愛されたキャラクターになった凄さを証明してる。まずモンキーさんは映画がすごく大好きで、洋画もマニアックな見方をする方だったんですね。当時スパイものとか007とかも大好きで見てらっしゃって、アクションもこなせる、頭のいい、かっこいいキャラクターを作り出そうと思ったんだと思います。若い頃のお写真を拝見すると、ちょっとルパン三世に似ています。かっこいいんですよ。非常に新しいテクノロジーに興味をもたれてて、3D映画とかにも。
昨年お会いしたのが最後になってしまいました。漫画アクションの過去・現在・未来をすごく熱く楽しそうに語ってくれたのが今でも忘れられない思い出です。

97年当時から独学でPCに取り込み、66歳の時、大学院で修士課程を取得。

さいごに

1971年のPart1、夕方の再放送で見たのが始まりだな。初代山田康雄さんは95年、納谷悟朗さんは2013年死去。

2019.4.12 21時~ 予定を変更して「ルパン三世 ルパンVS複製人間」放送



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