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【感想あり】ファミリーヒストリー 伊東四朗 ルーツは平清盛、源義経

伊東家

明治の時に縁起かつぎで「藤」を「東」に変えた。伊豆の伊東から相良に来た。権現様は徳川家康。相良に鷹狩りに来たようだが結局御殿を造った。7番目に来たのが伊東家
藤原氏の子孫でもあるので、東ではなく藤の字を書く場合もある。伊藤祐親は平清盛とお付き合いがあり、有力な武家として活躍を続けた。伊東家は海を主体に広がっていった一族。

父・金三郎

藤田家は長男が生まれた時に前の人の名前をつける習慣があったため、インタビューに出てきた人と祖父は同じ「初次郎」伊藤家は後継がいず、金三郎が伊藤家の養子に。孫であり四朗の甥っ子によると、大事に育てられたためわがままだったそう(※見ながら「なんで俺より映ってんの、なんで甥っ子が俺より知ってんの」と突っ込む四朗w

熊井家

先祖は義経に仕えていた

25歳で熊井はつ(四朗の母)との縁談が持ち上がり、結婚。伊東四朗は三男。
長野県には熊井姓が多い。
熊井太郎は源義経に仕え、家臣19人の一人。壇ノ浦の合戦でも戦った武将の一人。大阪夏の陣で豊臣方につき、破れ、その後は農民として長野に暮らした。代々「源」という字を名前に使った。四朗の5代前・源吉から静岡の掛川に移り住む。4代前は美術商を営み、勝海舟直筆の書を所蔵。柔弱勝剛強(←物事には柔軟に対処せよ、の意
源吉の長女がはつ。

結婚後、はつの叔母、松井せんを頼って上京。上野駅のすぐそばに家を借りるが1ヶ月後に関東大震災。家財道具を上野駅線路に運ぶが翌日火の手が迫ってきた。手荷物以外は捨てて上野公園に逃げるも50万人が押し寄せていた。間一髪で東京から脱出、掛川にたどり着き、源吉のもとへ身を寄せ、仕立て業を再開。震災で働く意欲をなくした金三郎に困ったはつは、父から借金をする。※借金の記録は切り取られていて残っていない

金三郎は源吉の死後も仕事をサボり、家賃が払えないこともしばしばあったのに、足げく銀座へ通っていたのか...
四朗4歳の時太平洋戦争勃発。兄たちは家計を助けるため働きに出る。

反面教師みたいな父親でしたね。自分がちょっと働きたくないと、一日じゅう働かないとかね。布団かぶったままご飯食べたりね。ちょっとみっともなかったですけど、見たくなかったね、あんまりね

伊東四朗(本名・輝男)

生い立ち

四朗の楽しみは兄たちと浅草で芝居を見ることだった。掛川疎開終戦を迎える。東京弁でいじめにあった。「ぼく」という言葉が気に入らず、剣つばで脅かされたりしたが、落語家や田端義夫のものまねで一転、人気者に。
小3の時、暴走したトロッコが脱線し、左頬を車輪にぶつけ、骨に達する大怪我を負う。
復員した兄が劇団を立ち上げ、四朗も子役として舞台に立つようになる。セリフを覚えるのが得意で人のセリフまで記憶。中学の文化祭でさるかに合戦のさるの役をやったが、閉まった幕の前に取り残され、笑われる喜びに目覚めてしまう。6歳上で2番目の兄は先に上京し働きながら学校に通っていたが、四朗を呼び寄せた。東京の中学へ転校(高校受験の直前だったため希望の学校には合格できず)。都立市ヶ谷高校に入学。やがて両親も上京。助けるために就職試験を受けたが頬の傷のため片っ端から落とされ、仕方なく兄が通っていた早稲田の生協で、牛乳瓶のふたを開けるバイトをする。早稲田の学祭に飛び入りで参加し、輪の中に飛び込んで「おっとっとっと」←これが電線音頭の原型かもという証言が

この顔でよかった! (be文庫)

この顔でよかった! (be文庫)

感想

伊東四朗といえば

てんぷくトリオ、さすがに三波伸介は記憶にあるが、戸塚睦夫をリアルタイムで知らない。もし記憶にあれば60代以上だろう。
なんといっても月曜夜8時といえば電線音頭、見ごろ食べごろ笑いごろ。こたつや机を見れば上がって踊りたくなる。
小松与太八左エ門→ベンジャミン伊東→電線音頭 - YouTube
ただしベンジャミン伊東の前は桂三枝(現・文枝)が電線音頭をやっていた。あれから40年以上経った。当時小4だった自分は51歳、伊東四朗は81歳、小松政夫は77歳になった。ランは63歳、ミキは62歳。スーがこの世を去ってもうすぐ8年になる。※伊東家の食卓は火曜夜7時、後に7時58分スタート。父伊東四朗、母五月みどり、長女RIKACO、娘婿布施博、長男三宅健、次女山口美沙というキャスティングが、今となってはツボ。
無骨で不器用な親父さんをやらせたら一番だと思う。おしん、想い出に変わるまでもそうだが、最も印象的なのは私の青空ファミリーヒストリー松方弘樹星野仙一桂歌丸と物故者が3人。いつかこのひとにもしものことがあれば、たぶん、泣いてしまう。ユーミンダンデライオンの歌詞に「ふるさとの両親がよこす手紙のような ぎこちないぬくもりほど泣きたくなる」父親役やってる伊東四朗は、まさにぎこちないぬくもり。どこか自分の父にも似て。