2018カットボール被打率
ベスト5
1位 榎田大樹(西武).155 2018年11勝。フライで打ち取る割合もダントツの56.1%
2位 鈴木博志(中日).167 全投球の32.4%がカットボール
3位 上沢直之(西武).185 ストライクゾーン201球
4位 大瀬良大地(広島).201 空振り149
5位 小川泰弘(ヤクルト).207 凡打の7割近くがゴロ
榎田 自信を持って投げれたのが、今年はカットボールだと思う。そういう意味では軸になる。自分にとっては信頼できるボールだったのかなと思います。みなさんがイメージするカットボールは、まっすぐの軌道で動く。僕の場合は、スライダーの軌道に近い、抜けスライダーじゃないですけど、ボールが吹いてくれる。右打者の内角に投げるときは、低めより高めに吹いてくれるイメージで投げてるので。打者がスライダーのイメージで入っていくボールがずれる。周りの人からしたらカットボールなのか正直わからない。それこそ主流は、いまツーシームだったり、カーブだったり。落ちるボールが多いので、僕からしたらスライダーよりも吹き上がる球でバッターを錯覚させたらいいのかなあと。指先から上に上がってくれるように(腕の振りかたはストレートと)一緒です。低めより高めの方が空振りや凡打が取れるのかなと思います。僕は去年(2017年)1軍でやってなかったので、セ・リーグの打者の対応が見られていないので、正直(セパの違いが)分からないですね。阪神の2軍でやってたとき、今までのスライダーでは自分の中で手応えというか、抑えきれないということでカットボールを。広島が強かったので抑えるためにどうしようと思った時に、カットボール覚えたほうが思って去年の春先から。
ファームで試行錯誤はありましたけど、1軍でカープに投げた時、空振り三振を取れたので、道筋といいますか。封印もあるかもしれないと思ったら、活かせる場所が西武にあったので。阪神でもがいた1年間が西武に来て結果につながった。プロ野球人生をのばしてくれた、僕のキャリアハイを支えてくれたボール。
投げ方解説も含めて最初は榎田の時間長かった。西武といえば内海が番組に出てくるといいな。そしてカープの長野としてがんばれ。広島巨人戦は居留守使ってでも全試合リアルタイムで見たいもの。この日はジョブチューンも面白かった。後半に向かってだんだん飽きたけどw
10位はバーネット(ヤクルト)
カットボールを長打にする選手TOP5
1位 ビシエド カットボール打率.467
2位 北條史也、青木宣親 .455
4位 丸佳浩.405 ヒットの約80%は右方向
5位 秋山翔吾 .449
攻略法の取材NGの選手が多かった。
秋山翔吾
カットってそんなに打ってるんすか僕?打ってるイメージがわからない。カットとスライダーの分類がすごく難しくて、スコアラーさんからスライダー投げてるって言われてもカットに感じることがあったり、カットボールを投げると言われてもスライダーに見える時もある。捉え方はその時その時。スライダーの曲がりが小さいものがカットボール。運良く打つのはそんなに多くない。カットのほうが腹くくって振りに行けますね。こないだの日米野球、カットボールを源田とか上林とか逆方向に追っ付けて振りに行ってた。僕は、カットは引っ張って打ちに行っていいもんだと思ってたんで詰まってゴロになっちゃった。もしかしたら左打者は(珠の)内側に入れて打ったほうがいいかもしれない。グリップとヘッドの間のイメージ。