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SWITCHインタビュー達人達 東出昌大×朝井リョウ(抜粋・感想)

互いの印象

朝井:スターになるにつれて、超いい人になってる感じがする。コーティングがどんどん厚くなってる。40秒ぐらいチンしないとおいしくならない。本来20秒ぐらいでよかったのに。40秒じゃないと表面が溶けない。
東出:最近(朝井の)書いたもの、ものすごく性格が悪くないと書けない。読んだ印象ですけど。でも普段はそんな人じゃないですけど。なんか意地悪したいな。「なんでも聞いて」と言っといてください。

最近、仏度が増している東出くん。

朝井:色々なインタビューを読んだりして。
東出:取材とか受ける時カッコつけるのよ
朝井:先に言う?それ
東出:それっぽく答えないといけないし、文章にした時に綺麗な言葉が並びすぎて。でも実際自分に甘いこともあるしさ。正直等身大の方が見ていて面白いから。なんでも正直に答えるから。
朝井:「なんでも答える」って言って、なんでも正直に答えているところを見たこと25年間で1回もない。そうやって前置きするじゃん。自慢話じゃないけど自慢。こんなこと言いたくないんだけど、って言って。
東出:じゃもうどうすればいいんだ??
朝井:ここにね、笛があるんですよ。あなたの分もあるわけですよ。こいつ今ごまかしたなというときは笛を吹くの。

笛吹いて流れ止める。逃がさない。

朝井:おにぎりの具についてのインタビューあったんだけどなんて答えたと思う?その時。びっくりしたんだよね。牛肉のしぐれ煮をすき焼きのタレで炒めて感動してさ。僕がオススメするおにぎりの具は、しぐれ煮にする細い牛肉をすきやきのタレで炒めて、刻んだニンニクの芽で和えて韓国海苔で巻いているんですよあなた。2013年11月です。海苔にまで言及している。すごいよこれ。構成作家いるんじゃないかな。(部活やめるってよの時)東出くんがはじめに話しかけてきたの。
東出:すごい話したかったの。宏樹の感情というのが俺23だったからわかったけど。10代だったらわかんなかっただろうな。

朝井:どうだったの?高校生の時

東出:宏樹みたいだった。ずっと不安だった。それ25まで引っ張ってた。今でも不安だけど。
朝井:小説書き始めたのが6歳だったから。その時はネズミが主人公だったし。小学校入ってから、人が主人公の書くようになって。人間のことを考えなきゃって気持ちになった。その時から100%何かに打ち込んでる自分がいなくなった。どこかで「この場面を書くとしたらどうやって書くんだろう」ってのが芽生えてしまった時から、俺の青春は終わったの。精神的な青春が終わったから、肉体的な青春取り戻そうと思って、応援団長、生徒会長、部活も運動部。消費カロリーで青春取り戻そうと思った。この時間をいつか振り返るということに対して、すごく自覚的だった。この代償をカラダで払います、ということを中高でやったから、今でも中高生の話を書くときに、すごく細かいことまで思い出す。

どうやって小説書き始めるんですか?

朝井:持ってきたよ~プロットのやつ。パソコンに入ってる。桐島のプロットをパソコンに入れといたの、マクドナルドに置き忘れて電話したのマックに。でも「わかんないですね」って言われて。誰かの手に渡ってるか。
東出:それって、とっておきたいものなの?
朝井:読み返すことはないんだけど。・・こういうの見せるってどうよ。
東出:わかる。多分台本と感覚が似てるんだよ。書き込むし。別に見返すわけじゃないけど、とっときたいんだよね。でも見せたくない。僕にだけ見せてよ。
朝井:アイドルの写真集見てるみたい。
東出:・・すごく字が細かいこれ・・ああ、書くんだね。誰に教えられたわけじゃなく。
朝井:誰に教えられたわけじゃないよ。核の人物を置いたら、その人物のコンプレックスを刺激する人物を隣に置く。ちょっと美人の子を置いたら、あまり美人じゃない子を隣に置くとか。コンプレックスを感じて何か言いたくなる、イライラするのはその人の器から何か溢れたということ。そういうシーンを描きたい。中には天才がいて、パソコンの前に座ってマグカップのコーヒーひとくち飲めば登場人物たちが自由に動き出すっていう人もいる。
東出:物語を作った裏の物語
朝井:本当にそういう人も、多分いるんだよね。
東出:リリーフランキーさんって、書き直さないって。推敲しないって。
朝井:クソほど書き直すよ(笑)
東出:前もらったメールにさ 「行動理由が1ミリずれるだけで文章がガラッと変わる」。そうなんだと思って。わかったフリしただけだけど。

日本ってほんとに共感文化。

朝井:よく感想にあるのが「共感できなかった」「共感ができなくて入り込めませんでした。」そうなると、主人公がなぜこんな事をしたのかっていう「きっかけ」の部分に人は一番共感する。起きてしまった事件は全然自分と離れたことだけど、動機まで遡ると自分もしてしまうかもしれない。そういうところに帰結するのかと。「1ミリずれる」と言ったのは、根元が1°ずれると、100km先だと全然違うところにいる。そういうことがシーン シーンで起きかねない。だからさ、俳優さんはさ、物語が与えられてる状態でさ、わかんなくてもやらなきゃいけないじゃない?なんでこのタイミングで言うのかわかんなかったとしても。
東出:台本の中で言ってるから、結局。だって言ってんじゃん。「このセリフ言えない」てのがよくわかんないんだよね。
朝井:「えぇ?」ってのがないんだ。なんで47分後に走り出すのかなっていうのかとか
東出:ベタな言い方だけど「(俳優は)材料」だと思うわけ。監督と脚本家さんは世界を作ってて。材料を入れるだけだから「このセリフ言えないです」とは、言っちゃいけないんじゃないかと思う。このセリフが出てくるまでに、なんでこの展開なんですかっていうのは、納得するまで相談し合うのはいいと思うけど「言えないです」ってのは、そりゃすごいことだと思う。

俺最近「スペードの3」読んだのよ。

※「ガラスの仮面」とっさに思い出したけど全然違う。女同士のドロドロを男の人が書くと、引いた立場から書いてるせいか小気味いい表現て感じがする(←あくまでも個人の感想ね。

東出:あれさ「どういう性格してんだろ、朝井リョウって」(笑)何かブラックだったね。
朝井:女の人のことなんで書けるんですか?って言うのって、どの作品でも聞かれるけどベストアンサーが見つからなくて。最近、辻村深月さんと桐野夏生さんの対談読んでた時、辻村さんが聞いたんだよ。「なんで自分の立場じゃない人の話がこんなにも書けるのか」って。そしたら桐野さんが0.2秒ぐらいで「プロだからです」・・これ言えばいいと思ったけど自分のキャリアだとまだ言えない。いつかパシッと言いたい。謙虚じゃないよ。俺傲慢だよ。自分で思った。
東出:謙虚になろうと思った瞬間から作られた謙虚だと「スペードの3」で言ってたじゃん。

意識して大切にしている謙虚さなど本当の謙虚さではない。器が大きいと思考が止まる。

「文章を書く事の意味」で笛吹いたなwすぐ再放送する時と絶対にしない回があるのはなぜ。後半は「アオハライド」「寄生獣」出た。松蔭神社って萩だけかと思ったら「公式」は世田谷に。花燃ゆ「以下アドリブで」って台本、演じる方は頭使う。

真面目系クズ・・

スペードの3 (講談社文庫)

スペードの3 (講談社文庫)

「ピンクが似合う女の子ってきっと勝ってる」←ダサピンクと突っ込まないように。
そういうの嫌い。朝井さんこの時もファミレス。
http://members2ami-go.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-a233.html
http://members2ami-go.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-a233.html
これも良かった。
http://members2ami-go.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-296b.html
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この後東出さんも染谷さんも入籍したもんな。※2020.1.22 いやいやいや、杏さんかわいそうでしょまさかこんなことにな。
http://members2ami-go.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-e646.html
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「花燃ゆ」で「イケメン志士」推してるけどなんか違う・・だったら「吉田松陰の妹」なんかどうでも良くなるじゃん?なぜ「長州ファイブ」の大河版にしなかったのか。地元民は思ったのでした。