倍速視聴
澤田誠
脳は2倍速まで
情報を得る効率的な手段。今の学生は授業のアーカイブを倍速視聴で見ている。ただ、本当に勉強になっているかは疑問。
カリフォルニア大学で理解度を調査。通常速度~2.0倍速までは同程度の成績。ところが2.5倍速は成績が悪かった。
勉強のように、単に情報を取るだけなら、普通の脳を持ってれば2倍速でも可能。大脳新皮質(脳の中で最も優秀な部位)で聞いたものを処理するので理解できる。情報の強化になる
ドラマ、映画、お笑いなど感情が伴うものでは難しい。ドーパミン、セロトニンは処理速度が遅い。喜怒哀楽は、大脳新皮質に伝わる前に大脳辺縁系を経由。感情に関する情報は、映像、音声より一拍遅れて伝わる
ドラマや映画の倍速視聴は重要な部分が欠落するので、ストーリーを追うだけになる。
倍速視聴中、映像は楽しんでいるが、脳がストレスの準備段階。
寝る前の倍速視聴は要注意
夜11時以降の倍速視聴が増加
脳は感じていないが体には変化が起こっている。→「集中しないと」と脳が準備。→交感神経優位のアクセルモードとなり、心拍数や呼吸数が増加、ストレス状態に。
視聴をやめた後も、ストレス状態は1~2時間持続。
不眠症、睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群)、体調不良を引き起こす危険性。倍速視聴でなくても、30分~1時間前には寝る準備を。
10秒呼吸
乱れた自律神経を瞬時に治すには
鼻から3秒吸う→口から7秒吐く×10回程度(1~2分で寝つき改善)←吐く時間が長いのでリラックスに。副交感神経が優位になる
倍速視聴中、気づかぬうちに呼吸が速くなっている。1~2時間見続けると、血管収縮、血流悪化につながり、頭痛やめまいの可能性が増える
息を吐くことが少なくなり、交感神経優位=ストレス状態に。
カズレーザー:2倍速で観てよかったら、通常モードで観る。2回楽しめる
古谷彰子:体内時計リセットには朝からマグロを食べる。DHA、EPAを含むマグロ、サバなど青魚系を摂る
あさイチで、子どものスマホの使い過ぎやってる。夏休み終わってしまうのに。高校野球との兼ね合いでこの時期(8.23放送)になったんだろう。自身は倍速視聴はせず、早送り再生、飛ばし視聴。嫌いな奴が出てきたら瞬時にスキップ。ラジオのタイムフリーで嫌いなラジオネームが読まれたら瞬時にミュートとかスキップ※倍速とは関係ない