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SWITCHインタビュー達人達 コウメ太夫 X 清水崇 1972年生まれ、母

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コウメ太夫

ネタ、キャラクター

僕もこういう機会が珍しいので、なるべくしゃべるようがんばります...

うなぎを食べたと思ったら車の排気ガスでした チクショー!
おじやをたべているかとおもったら、おばさんでした チクショー!
おでんを作っているかと思ったら、完成したらヘリコプターでした チクショー!
だれかわたしを 意味わかる人にして~~~!

清水 まずこのキャラクターはどうやって完成したんですか
コウメ エンタの神様見てて、ちょうど和風のもんやってた。たとえば波田陽区さんとかやってて。まだ女形やってる人いないなと思って。リズム系のネタ言って、音楽のフレーズ入れてるのが結構採用されてるなと思って。もしかしたら自分がやろうとしてることかもしれないなと勘違いしちゃって。オーディションで受かったので

清水 ネタ作る時ってどういうふうに発想する?
コウメ 吉祥寺の公園、水辺みながら作ったり。どっちかというと僕、一人で考えますね

清水 まるで普通の人が発想しないところにところに来るじゃないですか。計算ずくじゃない感じが何回聞いても面白い。自分で自分を疑っちゃう瞬間があるんですけど、それをコウメさんに感じないのがすごいなあといっつも思うし

コウメ 難しいですよね。エンタがあるから自分があって、感謝はしてるんですけど。毎週新しいネタやってたからな、いいのか、あれはあれで
清水 チクショー!をほかのに変えてみようとか、なかったですか
コウメ ありました。エンタそろそろ去るかなあって時に「うれち~!」入れてみたり、銀塗り、ロボットダンス。違うネタをやらないとまずいかなって思った時期もありましたね。しっくりっていうか。長くやっちゃってるっていうのもありますよね。おじいちゃん太夫、釣り太夫いろいろ考えたんですけど、結局1回やっちゃダメになって。見つからないでこうなったというのが本音。ずっとチクショー人生でいきたくないですよね

母は元女優伏見恵子、父は芸能プロデューサー(←父は7歳の時に亡くなる)
流転(1960):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画 女給、女中の役が多い。十朱幸代と同世代かも←プロフィールが見つからないのであくまでも想像

マイケルジャクソンに憧れて踊ってるうち、親に劇団入りを勧められた。入ったもののダミ声でカラスみたいと言われたり。ジャニーズ事務所に書類送ったことも。ほかの事務所の電話番したり女の子入れたりした。方向が違うとやめる。

コウメ 親が昔「顔が古臭いから時代劇とかやったら」言ったんだけど好きじゃなくて。流れ着いたんですね。ダメだダメだって言われるとすぐやめちゃう。

のちに梅沢富美男劇団へ。2年でやめた。

清水 ヘタに作りこんで完璧にやろうとするよりよっぽどおもしろい
コウメ そうなん...えす...
清水 オドオドしてる感じ、ご自分で意識されてるのか
コウメ 25過ぎて、オドオドしてんのかって言われるようになって。自然になっちゃう
清水 独特のものを持ってると思うんです

コウメで笑ったら即引退 テベコンヒーロなつかしいw

テベ・コンヒーロ コウメ太夫で笑ったら即芸人引退SP - .net.amigoココログ跡地2007~

清水崇

映画の話

ホラー苦手で後輩芸人ロ一緒に「呪怨」見たコウメ。コタツに長袖っていつの収録だろう。

コウメ まだ頭に残ってるんですよね。白い子供が出てきて天井を意識するようになっちゃいましたよ。あの、監督のせいで。
清水 すいません(笑)すごく嫌な顔してる。たまに俳優さんに言われるんですよ「監督は見えてるんですよね。あれは僕が見えているのと一緒です」おれ見えないんだけど、嬉しいなあって

コウメ さすがですよね
清水 作る側なんて、イタズラを仕掛ける気持ちで作ってるんですよ。
コウメ ハート持ってかれちゃってますからね
清水 すごくいい映画みたいですけど(笑)いい映画って、ホラーに限らずお土産がつくもんだと思ってて。スター・ウォーズみてダース・ベイダーに憧れるとか、ターミネーター観たらシュワルツェネッガー、強い男、いい男に憧れるってあるじゃないですか。ホラー映画のお土産は、家に持ち帰ったらひとりでお風呂入るとき、トイレはいるとき天井見上げるとき、階段の奥が気になるじゃないですか。二度も三度も怖い。なんかそれを目指して作ってる。ある意味意地悪かも知れないですね。

コウメ なんでホラーばかり作るようになったんですか。僕苦手なんですよ

清水 僕も苦手だったんですね。わざわざ怖いものを見ようとする人の気持ちがわからないし。中学2年生の頃、ホラーブームがあって「13日の金曜日」「ゾンビ」「死霊のはらわた」タイトルから頭おかしいじゃないですか

コウメ いやあ怖いですね
清水 それを絶対見たほうがいいと友達に勧められて。初めて見たときは大丈夫かと思いましたね。こんなの作りたがる、出る人もいるわけですし。まずこの映画を作ろうと思った発想が、ちょっと僕どうかしてると思ったんですけど。だんだん勧められてみるうちに慣れて、ホラーの楽しみ方を知った感じ。無理して見てる自分がいなかったら、断っちゃってたら、監督してないかもしれないし、ホラー作ってなかったかも。

コウメ ホラー映画以外も撮ったりしてるんですか
清水 してるんですけど、いまだに呪怨の人ねと言われる。呪怨という映画が僕の中ではライバル。早く自分で乗り越えたい。ただ僕の場合はホラー見たことない方でも、タイトル知っていただけたりするので、得で嬉しいことだなとやっと捉えられるようになった

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