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SWITCHインタビュー達人達 伍代夏子X高砂淳二 喉のジストニア、自然写真家

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レコーディングスタジオで

伍代 歌ってる時は夢中なので、アドバイスが来るんですね、先生方も聞いてて私に「もっとこうやって」「ああやって」
高砂 先生方って作詞家とかの

伍代 はい。そうやって出たり入ったり。ここですべてができあがって、世の中に出ていくわけです。妥協はできなくて。ずーっと残ってしまうんで
高砂 何時間もかかるんですか
伍代 新人の頃で2日かかりました、歌だけで。今は2時間。
高砂 ずいぶん早くなりましたね(笑)

伍代 私の場合はここで結構作っていくんですね。家では作りこんでこない。何歳ぐらいの声にして、と言われたら対応しなきゃいけない。でも自分で27歳とかやって、もうちょっと熟女がいいって言われたら、そんなに器用じゃないんで、凝り固まってしまうとできないんで。だからここに入るときはメロディーを覚えるぐらいにして、作りこんでこないんです

高砂 2時間そうやって作り上げていくところを見てみたい

伍代 見せたくない(笑)和やかな時ってあんまりないです。和やかはよくない気がします。作詞の先生もイメージがある、私も、作曲の先生も。言いなりではなく、あっちが先に疲れちゃうぐらい、ガンコに。違うと思ったものは。絶対自分を曲げない人たちですから。最後は先生方が「じゃ、もうそれでいいよ」

幼い頃から、鳥肌が立つのは演歌。16才の頃、渋谷を歩いてたら、一眼レフにキャップ、ヒゲの怪しいスカウトが名刺配ってた。その人にスカウトされたら歌手の道が開けると思って、30回ウロウロしてやっと名刺もらった。モデルさんの事務所で。演歌のディレクター紹介してもらって...
芸名の変遷:星ひろみ→加川有希→中川輝美 人前が苦手で円形脱毛症に。

演歌は「演じる歌」

伍代 素の自分が上手く歌おうとすると違うんですよ。その違う人が泣いたり笑ったり怒ったり、メロディーに乗せて1曲歌ってる。私がそこに入るのではなく、その人を私が演じるのだから。どこにうまくやるのが必要なんだろうと思ったときに楽しくなってきちゃったんです

高砂 ある意味役者さんみたいなところがあるんでしょうか
伍代 そうだと思います。苦しんだ分、自分で納得して出した答えにたどり着いた時に、ふっと力が抜けて、楽になって

キヤノンのマクロだもんなあ。ソニーのも出てきた。インスタ見てるけどすごい。これじゃない気もするが。

喉のジストニア

伍代 最初は、なんで声が出ないんだろう、枯れていくんですよ、しゃべってる声が。おすもうさんみたいな声になっちゃって。歌いすぎなのかなあって。かかってからは、あまり治療法もないので、対処療法として、声帯、締まりすぎてしまう筋肉に注射をして開ける方法があるんですけど、声質が変わっちゃって。歌が歌えなくなるんです

高砂 それはつらいですね。
伍代 ずいぶん泣いてましたね。なんで、なんで?って。信じられないのでね。そんなこと言ってもしょうがないのでね。ほかに私はどこにも悪いことはないので、幸いと思って。歌はもうちょっとみなさんに待っていただくことになりますけど、必ず出す方向で、強気で頑張ってますし。

高砂 演歌で苦労されて、ドサまわりでなかなか芽が出なかったのが長かったと聞いてます。共感力を培ってこういう写真撮られてるのかなと思いました

伍代 ありがとうございます

後半は高砂さんの自宅で。オーストラリアに行ったのがきっかけで写真家に。仲間がダイビングで水中写真撮ってたのを見て、自分もやりたいと。撮気(殺気ではない)
高砂 ふくろうは敏感。人間が少しでも近づくとすぐ飛んじゃう。なるべくおっとり。子守唄を歌いながら近づく。最終的には10mのところまで。ボクとかみさんで娘用に作った「夏子」を。

自分が相手より低くなって、腹ばいになって、気持ちを出さないように。警戒心いっぱいなので、何に惹かれてるか、自分がワッと思ったものをそこに写し込む

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