田端良基(大阪桐蔭)
大谷から甲子園で唯一本塁打
藤浪 僕の球が150キロぐらい出てた。他校では捉えられたイメージがない。飛距離、パワー、捉える力、バッティングに関しては超一流だった。別格のパワー。
渡部(八王子リトルタイガース) 大阪桐蔭史上最強世代の4番。選抜優勝したあと骨折するんですよ。全然練習しないまま夏の甲子園で打率5割打って、2試合連続ホームラン。大スラッガーでしたね
<大阪桐蔭vs花巻東>4番田端選手の2ランホームラン - YouTube
野球は高校でやめました。
(大谷は)高校生離れ、線を引いたような。何ランクも上のピッチャーでした。打った瞬間ホームランという感覚はありました。ダイヤモンド一周してる時に鳥肌が立った。初めて味合う感覚。(プロ野球選手になれる自信は)ありました。今までの先輩を見ても、行けると思ってた。(指名漏れは)かなりショックで、心の中にぽっかり穴があいたような。何も考えられませんでした。(野球が)嫌いになってしまう。テレビの試合も見られないし。やめようと思いました。きっぱり野球をやめて、次の道へ進もうと思いました。
現在はオーダーメイドのスーツ会社の経営者、年商1億
プロ野球選手も顧客に。負けられへん。世界の大谷選手からホームランを打てたのは自信にもなりますし、精進してゆきたい。
伊藤拓郎(帝京)
1年で148キロ 日本最速記録
DeNA山﨑康晃 監督が入ってくるときに「彼は特別扱いするぞ」って
渡部 中学生から142キロ投げてて、エースは彼だった
帝京~DeNAドラ9~
2012年、1軍2試合登板、無失点。長野を三振に。3年目に戦力外通告。スピードが出なくなってきて、思うように投げれなくなった。130キロ。
2016年群馬ダイヤモンドペガサス
2018年、戦力外の時から交際していた女性と結婚。8月、新日鉄住金鹿島へ移籍。球速も戻りつつある。
横塚博亮(桐蔭学園)
中学野球NO1選手、大谷を完封。
藤浪 中学には洗練された投球。勝っていたのは身長ぐらい。天才という表現は使いたくないけどそれに等しい。こういう選手がプロに行くんやなと思ってました。
高校~現在
野球は高校で諦めてやめました。(大谷と)対戦した時は正直意識するまでもなく、自分の方がぜったい上だと思ってました。高校入って、大谷の球速が152~3キロぐらいあった時にすごいなと思って見てた。投球練習で、1日で多い時に400球。夜遅くまで自主練やってた。怪我を多くしてました。痛み止めを飲みながら野球をやってた代償が大きくて、ベネット障害になって、プロはもう無理と思って諦めました。後悔はないですね。そういう野球人生もあると思って受け止めます。
ベネット損傷...野球歴の長い選手に多い、肩の疼痛(とうつう)、投球時の痛みと脱力感。肩に棘が。
ベネット損傷 - Wikipedia
現在は特別支援学校の教職員。大学生の時に教員を志し、研修で行った支援学校の生徒に胸を打たれた。
二橋大地(盛岡大付)
高3の決勝で大谷からホームランを打ち、甲子園行きを阻む
マウンドより6Mも前にマシンを設置。マシンには大谷の名前を書いて貼っていた。
悪いことしてないのに悪いことした気分。本当に甲子園に行ってもいいのかなと。ちょっと野球が嫌になってしまった。観客からファールだったんじゃないかと言われたり、学校にも連日抗議電話が。(プロになりたいという気持ちは)一旦切れてしまった。
現在は三菱日立パワーシステムズ
大学の時、野球をやめようと思っていてふとつけたテレビ。大谷の二刀流に関して野球解説者からの批判があったのに、それをものともしない姿を見て、再びプロを目指すように。「あのホームランのおかげで今の僕がある。もう1回大谷選手と対戦したいと思ってます」