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人生案内メモ、文字起こし、感想。

【人生案内】一時帰宅望むが歩けない母 樋口恵子さんの回答/近況

80代の母について

50代主婦。母は実家近くの施設に3年前から入っています。昨年亡くなった父は頻繁に訪れ、月2~3日は歩けない母を実家に連れて帰っていました。今は一人っ子の私が往復1時間かけて通っています。母は寂しがり屋で「家に帰りたい」「寂しい」しみじみなくことがあるかと思うと、私に「早く帰れ、暗くなるから気をつけて」と話したり(中略)。
実家にはもう介護ベッドもありません。歩けない母を私が実家に連れていくのは無理。ただ、父と2人ならできたことが、私にできないのは、結局は私のわがままで、冷淡な娘だと思います。短時間でも連れて帰るべきでしょうか。

ごめんなさいわたしも冷淡な娘で。

「母」を「父」に「施設」を「病院」に置き換えるとよく似た状況。父はもうここ半月ぐらいは人工呼吸器つけてて、しゃべれなくなった。目を見開いてはいるが私が誰だかわからない様子。そも、どこまで見えてるのかわからない。前の病院にいるときは「帰りたい」と言えたが、終末期医療だし介護ベッドはレンタル屋に返してしまった。妹が往復2時間かけて来たり、週末に自分が見舞ったり。実家には元気だが感情の起伏が少し不安定になった母がひとりで住んでいる。気晴らしという名目で母を連れ出さなくちゃいけない。同居をかたくなに拒む母。父の一時帰宅などもう叶わない。
7月にはいつ死んでもおかしくない状況だったのに、気づけば11月も終わりだ。友人知人の義父や実母などが亡くなったとの喪中はがきが舞い込むようになった。2018年は多い。たったいま、母から電話があり、遠くに住む親戚が施設で亡くなったことを知らされた。もう年賀状どころではない。
50を過ぎると会話の主体が育児から介護へ移行しているのに気づく。子供がもうすぐ社会に放たれる、そのタイミングで親が弱っていく。行きつけの美容師さんとも介護がテーマである。結婚以来20年以上お世話になった個人美容室は、今年いっぱいでショッピングモールへ移転するのも知らされた。なんだか寂しいのう。....ときはゆく すべてのことを おもいでにかえながら そのとき またそのばしょで ぼくらはなにをおもうだろう...(緑の日々 song byオフコース)話はそれるが、2018年はクリスマスの約束が放送されない。あれに代わるものを出来るだけ早く放送する、とのことだが、もうコラボはいいかなとも思う。個人的な想像で申し訳ないが、近年の放送を見る限りでは、スタッフと小田さんの意見が食い違ったのではないか。

相談者は冷淡な娘ではない。入所生活が長く弱ってくると、帰りたいという言葉は多く口をついて出るもの。真に受けると重くなるのでいつも聞き流していた。

追記 2021.6.27

母も骨折し長期入院。感情失禁もあり、近々施設に入る。実家は一軒家ではないので引き払う。一時帰宅など到底かなわない。要介護3は努力次第と言ったのは柴田理恵だったか。彼女のお母様はリハビリを頑張って要介護が進まずに家に帰れた。
うちの母は父の死後、どこかで少しずつ生きることを放棄してるように見える。申し訳ない。コロナの影響で月一度病院から報告があるが、リハビリがずーっと進まないらしい。気力の減退。車椅子になるので家に帰って自立は難しいと告げられた。

2021.8

実家がなくなるので片付けている最中。たのむ、自分が動けるうちにできるだけ生前整理をしてほしい。着なくなった服はすぐ捨てろ。最低限の連絡先もすぐわかるように。仏壇はもちろん、コレクションしていた置物、絵画、人形のたぐいはどの程度処分するのかもはっきりしろ。アルバムもこちらの住宅事情でどこまで持ち帰れるか...。解約するものは本人確認が必要なものが多い。Jコムとか。異動届(住所変更)も本人じゃないと、いくら娘息子でも郵便物をすぐに引き取れないとか、ややこしいことになる。きょうだいがいれば処分処理は分担になるが、仲が悪かったり、きょうだいがまったくいないとなれば、親の家の始末その他もろもろを全てひとりでやらなくてはいけない。親戚は短期間できょうだい、父、母がたて続けて亡くなったため、全て一人でやった。

持ち家でなくアパートの場合、親の近隣に面倒くさい年寄りがいたら、たとえ短時間でも立ち寄った際に駐車問題で必ずケンカになる。なった。業者介入は必至だが、狭い道ならトラブルになる可能性も頭に入れて。

樋口恵子さんの回答(抜粋)

あなた一人では時折の帰宅が不可能になった。それを「私のわがまま」と責めていらっしゃる。なんとまあ、優しい心根の娘さんでしょう。
私の基本的な考えは、どうぞ今のまま無理をせず、できるだけ頻繁に母上を訪れてください、ということです。こんなお答えで、万一母上が近い将来亡くなられたら、きっと私はあなたに生涯恨まれるでしょう。でも、長病みで衰えた心身でありながら「早く帰れ、暗くなるから」とおっしゃる母上は、きっとあなたを許し、感謝されるはずです。(中略)どうせダメ、と諦めず、施設のケアマネジャーなど専門職員に相談してください。仮に不調に終わっても、母上にしてみれば、家族があれこれ動いていることは、とても嬉しいことだと思います。

>どうぞ今のまま無理をせず。