別館.net.amigo

人生案内メモ、文字起こし、感想。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

土曜ワイド劇場の天知茂、日曜洋画劇場の思い出。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

土曜ワイド劇場

1977年にスタート

第1作目は渥美清主演「田舎刑事」(早坂暁原作)当初視聴率は低迷。79年以降より上昇。

江戸川乱歩の美女シリーズ

子供の頃衝撃を受けた。親に見てはいけないドラマの一つと言われた。乱歩といえば天知茂

美女シリーズにおける明智小五郎役の変遷。

天知茂 77.8.20~85.8.3 ※85.7.27没 享年54歳

北大路欣也 86.7.5~90.4.14 ※2017年現在、くら寿司のシャリカレーといえばこの人。

西郷輝彦 92.7.4 /94.1.8 美女役は美保純、杉本彩※2022年死去

毎度期待度大のタイトル。毎度の入浴&やらしいシーン。ラストには変装を解いて謎解き(井上梅次監督が現場で決めたのだそう)お約束だらけなのについこっそり見てしまう。

2015年、ブルーレイ発売。テレ朝チャンネルで再放送されても見忘れる。買おうか買うまいか迷う。天知茂の死因はくも膜下出血。長らく知らなかった。今のように過去の映像や動画を手軽に見られなかったため、当時高校生の自分には、突然テレビから消えてしまったショックをしばらく引きずった。85年といえば夏目雅子も亡くなった年。

2020年追記:1985年放送。岡江久美子さんも2020年死去

土曜ワイド劇場 オープニング2 天知茂 岡江久美子
亡くなる前年。53歳

笑っていいとも 天知茂 テレフォンショッキング

そのほか

井上梅次は2010年没。視聴者にチャンネルを変えさせない工夫として、女優のヌードを盛り込んだ。「嵐を呼ぶ男」(石原裕次郎近藤真彦京マチ子「黒蜥蜴」石原裕次郎の「素晴らしき男性」トシちゃんの「ラブ・フォーエバー」錦織一清「あいつとララバイ」など多数の作品でメガホンを取った。

作品によって、音楽担当や脚本家の姿を流していたのも土ワイの特徴。2代目のOP(1984-93)を手がけたのは津島利章。他にも「美人殺しシリーズ」←愛川欽也黒沢年雄・81-97年。神津恭介シリーズの音楽を担当。その他「仁義なき戦い」「猿の軍団」で知られる。2013年没。

2012年、スマステではこんな特集が組まれた

40年の歴史を持って、日曜に引越し。日曜だと録画率が高くなるのでは。

日曜洋画劇場

淀川長治

1966-98.11.11
1998年、現役のまま腹部大動脈りゅう破裂により死去。89歳。黒澤明は同年9月に死去。葬儀で「僕もすぐ逝くからね」と言った。サヨナラおじさんのおかげで洋画ざんまいになった。

【淀川長治氏 最期の映画解説】日曜洋画劇場

歴代高視聴率作品

日曜洋画劇場 - Wikipedia

1位 スーパーマン(1985.10.9 32.1%)
2位 エマニエル夫人(1977.5.15 30.8%)
3位 ザ・デイ・アフター(1984.10.21 30.0%)

10位以内に邦画は一作品。「男はつらいよ」がランクイン。2位「エマニエル夫人」一体どの部分をカットしたのか。
ノーカットではないはず。シルビア・クリステルの声は山口いづみ
(テレ東は岡本麻弥

さいごに

土日の楽しみが消滅するのでブーイングが多い。
最後にリアルタイムで土曜ワイド劇場を見たのはいつだろう
タイトルで吹いた作品は「検察事務官小錦ヤエ子」(片平なぎさ小錦...設定が無茶なのはなんといっても「京都妖怪地図」900歳なのか400歳なのかはっきりしろ。「混浴露天風呂連続殺人」も別な意味で見所のあるシリーズだった※古谷一行も2022年死去。