民衆扇動罪とは
ヒトラー
学生時代
中学を留年するほどの落ちこぼれ。ついには成績が悪すぎて退学。得意なジャンルは勉強ではないと、画家を目指し美術学校を目指すも不合格。浪人時代は親の遺産で遊び歩く←やばい奴
※マルクスはニート生活
昼過ぎまで寝て起きたらブラブラ~友人と生活。今で言うテラスハウスな生活で二度目の不合格。
フラフラするヒトラー。悩むヒトラー→逃げるように親の遺産を浪費しホームレス。晴れてれば野宿、雨ならカフェテラスで寝る、たまに絵葉書
第一次世界大戦後
兵士として戦争へ向かうも、ドイツは敗戦。
ドイツに「金払え土地よこせ軍を弱くしろ」要求。ドイツは賠償金60兆円を2010年まで91年かけて返済。
政党が乱立し武装勢力が登場。調査命令でヒトラーが出向いたのがナチ党だった。答弁に割り込み言い合いになるうちに、ドレクスラーに入党を勧められる。スカウトね。
中田:初めて人にものすごく褒められたから(入党したのでは)今までいいことありました?ないですよね。そんな中しゃべったら「お前面白いじゃねぇか」と。この時のドイツ人は大変な目に遭っていたので政治に思うところは沢山あった。
急速に独裁者に変わる瞬間
100人の前で初めて演説をして大盛り上がり。予定時間を10分オーバー。数ヶ月後には400人→2000人集められるように。
シアターG~ルミネtheよしもと~Zeppツアーみたいなもの
軍をやめて党に専念するようになるも、離党しようとする。「俺をリーダーにするなら戻ってもいいよ」と要求。党のリーダーに。独裁者の顔に近づいてきた。「俺をリーダーにしてくれてありがとう」
前園:チームに残ろうとしたのに移籍させられた・・(笑)俺もこれを予定してたんですよ。
武器を持って街で暴動を起こす
国を変えるんだ、と集まってるわけですから、じゃぁ変えてやろうじゃないかとベルリン政府を倒す計画。日本でいう国会議事堂を倒すようなもの。
逮 捕 →裁判での演説が大喝采を起こす結果に。検事絶賛。「演説者として無類の才能を駆使し、意義あることを成し遂げた」
「私は責任者であるが犯罪者ではない。愛国者だ」ドイツの乱れで検事も裁判官も不満を持っていた。
とてつもなく軽い刑で済んだ。禁固5年が9ヶ月で釈放。刑務所での暮らしがほぼ軽井沢w熱狂的なファンが留置場に押しかけるように。ヒトラーの入ったお風呂に入らせて!!←変態か。刑務所の外で3000人がヒトラーの誕生パーティー。
ナチ党が第一政党に
1番多く議席を獲得し、党の考えが採用されやすくなる。ヒトラーを首相に任命。国会議事堂炎上事件<をチャンスと捉え、反対する派閥を犯人扱い。反対派5000人を逮捕。
全権委任法とは、首相がどんな法律も自由に作れる法律
逮捕者が多く出たため法律を阻止できず、ヒンデンブルグ大統領も死去←このタイミングでお亡くなりになった?
国が荒れているので立て続けに法案を通していた。
大統領不在の際には首相と大統領が職務を合体し、新たな総統となる→独裁者完成
放送1時間であっちゅーまに独裁者誕生まで説明しきった中田敦彦。ナチ党入党から15年間を一気に紹介したわけっすね。
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ヒトラーを支えた二つの力
演説力
才能があったんじゃないかな。ヒトラーの演説通りにやればその通りになれるのか。サッカーを見た人は全員Jリーガーになれるのか?なれないですね。
ヒトラーの弱点は観客がいないとうまく話せないこと
ラジオが出始めた頃だったので「録音してしゃべりませんか」という要請もあったため、努力ををしていた。ジェスチャーの練習もし、ポースを写真に撮ってやった。
他にもテクニックとして
沈黙を作ってから話し始める
簡単な言葉しか使わない
同じフレーズを繰り返す
夕方の時間帯に演説する
※人は夕方に心を開く傾向がある
必殺のストーリー構成とは
ピンチな状況から始めると盛り上がりやすい
※戦争に負け国は無茶苦茶
新しい目標が現れる
※強いドイツを取り戻そう!
今まで見えてなかった敵が現れる
※我々の知らなかった新たな敵はユダヤ人だ(なんの罪もない)
必殺のキャッチフレーズ登場(決め台詞)
※ハイル・ヒトラー!!
演説力は能力や財力以上に人を動かす力がある。
悪い奴が使ったら、ということを常に覚えといて。
デザイン力
絵やってたし。アートがすごい好きだった。シルエットが綺麗でエンブレムの付いた軍服は、ファッションブランド製造。機能性丈夫さにオシャレさを組み込む。ナチ党に入りたい若者が増えた。学校を制服で選ぶようなもの。
第一次世界大戦でガスマスク使用。ヒゲが邪魔になったので短くした。中身よりもインパクト重視。
写真・ポスターに見るナチス宣伝術: ワイマール共和国からヒトラー第三帝国へ
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演説力は耳から、デザイン力は目から。人の心を動かす力がある。刺激の強い情報に惑わされないこと。
ユダヤ人500万人虐殺。ドイツは乗り越えて今を生きている。難民を受け入れている。
さいごに
「日本もヒトラーの仲間」てな表現にはちょっと引っかかりが。
今、敢えてヒトラーを取り上げる意味。
番組のサブタイトルは「二度と独裁者に戦争を起こさせないための授業」
中田:東京オリンピック、不安に思ってません?いろんな国の人を受け入れるのは難しい。知らない相手は誰でも怖い 仲良くする気持ちを持ち続けよう。今のドイツが教えてくれるかもしれません。
1時間目のまとめ。
でも日本人でも怖くておかしいやついっぱいいるんだからさ。他国民は・・人によるとしか言えない。
ん?ドイツのヒトラーの話と、色んな国の文化を受け入れる話が繋がってないな。むしろ、そういった人道論にヒトラーみたいに扇動されないように気を付けるべきだな。 #tvasahi #しくじり先生
— はくび (@hakubi) 2016年9月11日
ヒトラーを扱った作品や本に触れた上で違う角度から知るのもまたベンキョー。
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中田「最悪の独裁者ヒトラー」
— KiA.㌠@ボリェウム (@Hakuro_KiA0623) 2016年9月11日
尚、虐殺した人数はスターリンが2倍、毛沢東が6倍の模様#しくじり先生