2013-12-09 読売新聞「空想書店」吉田類 読書/絵本/児童書/マンガ 当ブログではアフィリエイト広告を利用しています 読売新聞日曜日「空想書店」 店主は吉田類さん。 旭岳の頂上でビバーク。雪上に掘った風よけの竪穴を利用してのテント泊。アルコールバーナー、コッフェルのお湯で作るホットウイスキー。 熱すぎれば外の雪をひとかけら足す。 この時の「天界での一杯」が脳裏に焼き付いている。 一番好きな酒の銘柄や一番良い酒場を問われても困惑するが、 酒を飲む極上のシチュエーションならいくつか思い当たる、類さん。記事中には、石狩湾を望む丘陵の尖り屋根のカフェと 桃山時代創業・石川県の酒蔵が出てくる。 店主の1冊 なめとこ山のくま 宮沢賢治 熊撃ちの小十郎に、殺し殺される生き物の悲しさを見た。月下に寄り添う親子熊の姿は、神々しくさえある。 美しい星 三島由紀夫 物語の舞台の一つ、羅漢山の夜景に地球の美しさを見る。 魚服記 太宰治 故郷の風景が重なる作品 高野聖 泉鏡花 若い頃、作中の女主人の白日夢にときめいたそう。 荒野へ ジョン・クラカワー 自然回帰への憧れ、住んだ安らぎと残酷な抱擁。美しい星 (新潮文庫)作者:由紀夫, 三島新潮社Amazonなめとこ山の熊作者:宮沢 賢治Amazon吉田類の酒場放浪記 其の零 祝10周年 2003 東京下町 居酒屋をゆく / なにわ大阪 居酒屋をゆく <DVD>吉田類Amazonなめとこ山のくまを選ぶなんて優しいねぇ。