小1、友だちづくりが苦手
4年生の息子に泣きつく
クラスで目立つグループに入りたいのに、仲間に入れてもらえないようです。娘は休み時間に4年生の息子に泣きつき、息子は面倒に思いながらも、娘のクラスのリーダー的な子に「娘と遊んでやってくれないか」と頼んでいるとのこと。
息子は「もう嫌だ」と私に相談してきますし、メソメソと息子に泣きつく娘の姿を想像すると情けなく思ってしまいます。ほかのお友達と遊びなさい、と言いましたが、そのリーダー的な子がほかの友達までとってしまうのです...
かくいう私も幼い頃は友達作りが苦手でした
担任が実情を知っているかどうか
担任がどこまで把握しているか。連絡帳で伝えたか、個人懇談でも相談しなかったのか。相談しても話にならなかった、とか?
「クラス遊び(あるいは”みんな遊び”)」と称して昼休みにクラスの子供たちを集めて外遊びすることもなかなかままならない実情。嫌いな子もいるので強制ではない。子供たちの関係をつかむのには良い機会。1年生のクラス編成て、同じ幼稚園保育園出身で固める傾向がある。となると違うシマの子に対して慎重になったり。違うクラスで友達を探すのもひとつの方法だが、1年生にはハードルが高いかも。
>かくいう私も幼い頃は苦手でした
自分も...昭和も残酷じゃなかったかな、友達のできない子に対するいじめが。相談者の心配の本質は「やがていじめにつながるのではないか」では?
兄や姉を頼るのは本当によくあること。登校時は一緒に行かなきゃいけない家庭も多いし。道々下の子がぐずって手を焼く上の子の話も聞く。弟や妹が支援学級の場合、さらに悩みが深い。上の子を追いかけちゃう子もいる。
大日向雅美先生の回答
おすすめ本 菅野仁「友だち幻想」
この本を読むと、友達も大切、でも一人でいることに強くなることも大切、人付き合いが苦手でも大丈夫だ、と背中を押してもらえます。
※2008年。出版後何年経とうとも、大人から子供まで幅広い世代に。他人との距離感について、長年のモヤモヤにケリがつく。Kindle版には箸井地図さんのイラストがない。
学校の先生へ。2010年。親にできることには限りがある(抜粋
幸い、娘さんはお兄さんを頼っている。これは素晴らしいことです。迷惑がってる節もあるようですが、お兄さんに泣きつく娘さんを情けなく思うあなたの気持ちに影響を受けているのかもしれません。息子さんには感謝の言葉を贈ってください。
友だちづくりに悩んだあなただからこそ、できることがあります。
「お母さんも同じだった」とご自分の経験を語ってあげてください。お兄さんやお母さんが味方になってくれると思ったら、娘さんはどんなに心を開くことができるでしょう。
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