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【人生案内】小1の娘 同級に粗暴な男の子 やんちゃを超えている 大日向雅美先生の回答

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小1娘のクラスの男の子

やんちゃが過ぎるレベルを超えている

授業に集中できるタイプではないようで、授業参観では、教室から飛び出して走り回っていました。サポートの先生がその子につきっきりの状況でした。

周りに手をあげてもいるそうです。通りすがりに背中や頭をたたくことがあり、注意されると「うるせえ」と言って手を出してくるそうです。

学級懇談で保護者が簡単な自己紹介をした際、母親は「やんちゃで迷惑をおかけしています」と疲れているようでした。

娘に「なるべく近づかないよう」と話していたところ、ある日「お腹をたたかれた」と言って帰宅。
やんちゃのレベルを超えているように感じます。

サポート側から

もし保護者が「卒業まで通常学級のみ希望」なら大変...サポートという名の監視だもんよ...いつ手を出すか全く予測できないケースがほとんどだし。暴力プラス走り回るとなれば、個別にクールダウンの場を与える選択も考えなきゃいかん。他の児童を安心させる手立てを、支援学級と連携して考えるのが先決では。新2年生ならまだいいが、高学年、体も大きくなった時の暴力を想像してみ。

通級による指導がされているのか、あるいは2年生以降、支援学級に在籍が決定しているか、相談ではわからない。情報開示の限界を感じさせる相談。だが、明らかな暴力行為を「やんちゃ」で片付けてはいけない。

書いているのは2023年3月下旬。2年生に進級、クラス替え、先生方の異動も発表された頃。

同じクラスにならないことを祈る児童は多かろう。担任になりたくないと願う教師もいるだろう。

10年前、5年前、3年前、現在...年々増加している。なのに、一学級当たりの人数を増やすなんてとんでもない。だが、先生の数も減っている。サポートも都道府県によっては仕事を増やされ給与は減り、やめていく人も多い。

大日向雅美先生の回答

共に暮らす知恵

サポートの先生がついていることから「特別な配慮」が必要なお子さんかと思われます。発達に何らかの障害を抱えている子供に加配の教師をつけることは、近年、多くの園や学校で行われています。誰一人として排除することなく、共に暮らす知恵と心をはぐくみ合うことが求められている時代です。

そのためにはまず相手の状況を正確に知って理解することが大切です。担任の先生に娘さんが困っていることを率直に伝え、上手なコミュニケーションの取り方など、子どもができることや心構えを教えていただくことが必要かと思います。一方、親同士の支え合いもできたらと思います。「要支援」の子供の子育てに日々、苦慮しているだけでなく、周囲への気兼ねもさぞかしと思われます。「疲れておられるようだ」とみておられるあなたのまなざしに温かさを感じます

状況を正確に共有することなく、このまま「やんちゃが過ぎる子」の認識で行けば、子どもは「乱暴な悪い友達」と嫌悪、親もまた、相手のしつけを非難する方向に行きがち。隠したりごまかしたりしている限り、共生の心をはぐぐむことは難しいのでは。

1年間このままで来てしまったのだから、いろいろもう遅い。子どもたちはとっくに嫌悪、そして恐怖を感じている。上手なコミュニケーション、サポートする大人だって難しい。

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