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道徳の授業「ぼくは鼻毛じゃない」から ドラえもん「ぼくの生まれた日」まで。

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小学校の「道徳」の授業、どんなんだった? - ぐるりみち。 小学校の「道徳」の授業、どんなんだった? - ぐるりみち。

小4のクラスに入ったら
教科書(文渓堂だったと記憶)に「ドラえもん ぼくの生まれた日」が載っていた。

ドラえもん みんなが選んだ心に残るお話30~「僕の生まれた日」編 [DVD]

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ドラえもん (2) (てんとう虫コミックス)

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その日の授業は全然違ってた。
タイトルは忘れたが、
何十年もやってきた駄菓子屋さんのおばあちゃんが、店をたたむことになったため
「近所の小学生が感謝の気持ちを伝えようとしている」だの、
「この時のおばあちゃんの気持ちを書きなさい」だの、だった。
だが男子のほとんどは「ぼくの生まれた日」を盗み読みしていたため
肝心の授業が女子中心で展開されていた。
「ぼくの生まれた日」
ここらでは「2分の1成人式」にあたる小4の3学期で扱われることが多い。

いつから掲載されるようになったのだろう。
他にも、7年ぐらい前から社会の教科書ではドラえもんのび太、しずかちゃんが出て来るし。
子どもの頃よりも今読むとじわじわくるのは、出産を経験したせいかもしれない。

ところで。
70年代後期の道徳教科書には
「ぼくは”鼻毛”じゃない」という話があった。
いまも鮮烈に覚えている。なぜだろう。

鼻の下に毛がついていたので「鼻毛」と呼ばれるようになった話。
どうしてそんなところにくっついてたのか。
まつ毛だろうか。髪の毛だろうか。それともちん毛だろうか。
男子の興味はそれだった。


いまの先生だったらどんなふうに授業をするのだろう。
うちら、習った直後からしばらく「ニックネーム禁止令」が出て
男子も女子もさんづけで呼び合うことが義務化し
うっかり「ゾンビ!!」「ハゲ!!」「ジャイ子!!」などと呼ぼうものなら
帰りの会でつるし上げにされた揚句、セカンドステージは居残り説教だった。
もちろん「ひとの欠陥をあだ名にすることはいじめに繋がる」と言えば正論だ。
これが自殺にでもつながったりしたら大問題だ。
何もかもいじめだなんだのカテゴリに入れることって、今でもある。難しい。
ちなみに隣のクラスでは一度だけ
道徳の授業を「阪急対巨人」日本シリーズ視聴にしたことがあった。うらやましかった。
77年ごろの話である。