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人生案内メモ、文字起こし、感想。

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SWITCHインタビュー達人達 中川翔子×特殊メイク 江川悦子(抜粋)

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ライフマスク

中川:たけしさん、この前バラエティの現場でお会いしたばかりなんですけど、こうやって見ると鼻高いですね。
※顔に型取り剤を塗り、顔型を取る。そこに石膏を流して固めたものがライフマスク。
ライフマスクよ永遠に :: デイリーポータルZ
これにぴったり合う人工皮膚を作る。
江川:準備を入れると1時間ぐらいですけど、実際には20分ぐらいとか。
中川:はやいですね、さすがですね。技術とか経験値が。

江川:あの時苦しまずに全然平気だった方と、笑ったりする方、ちょっと眉間にシワが寄っちゃってきっと不機嫌だったんだとか。これだけでもどういう状況だったかわかります。
中川:江川さんのミュージアムのようですね。


映画『イン・ザ・ヒーロー』予告編 - YouTube

映画「ギャラクシー街道」(抜粋)

製作期間は1ヶ月しかなかった。かぶりもの36体。たった数カットのために不眠不休で作った。監督は「宇宙人いっぱい出てくるからよろしくね」大きさにもいろいろあって「上から吊ったりしないと歩けない」

中川:びっくり。幅の広さに。こんなの作ってくれと言われたらなんでも作らなきゃいけないみたいな。できない事がないっていうような。すごすぎ。魔法使いですね。
江川:なんでも作れますね
中川:存在感が「物」ということじゃない、生命エネルギーが宿っちゃってる。
江川:「怖くないですか?」と言われることがあるんです。面白いけど子供は怖がりますね。

「オデコが長い」「(鼻が)すー」という言葉を頼りに作り上げる。

中川:現場での瞬時の判断と、すぐ出来るために今までの経験値とか、今回や過去の苦労が次に生かされるとかもあるんですか?
江川:あると思います。出来ることできないことが頭の中でパチパチパチっとはじかれるから。

本場ハリウッドの技を体験。

メイクはイリュージョン

黒柳徹子の舞台での爆乳も特殊メイク。

傷口を作るにはシールを貼ってドライヤーをあてる。境目には接着剤を塗って馴染ませ、スポンジで叩いて泡立てると皮膚らしい感じになる。最後に血糊を塗って完成。

長い鼻もつけてもらってた。「ダーククリスタル」風。怪我をしたエルフ状態の尖った鼻も作ってもらう。

江川:最初は雑誌のお仕事とかしてて、全くこの仕事じゃなかったんです。ロサンゼルスで観た映画「狼男はアメリカン」が人生を変える。「CGのない時代なので、どうしたそんなことができるんだろう」ハリウッドの映画学校に通うようになる。

好きじゃないとこんなんやってないと思います。もうそろそろ30年。

後半 コスプレについて

江川:好きだったとか思い入れのあるものは?
中川:ダイビングスーツがエヴァンゲリオンとか、セーラームーン

おしりの骨を骨折してた時もコスプレしたら気分が高まった。

江川:動画とかで変身状態をアップする人達がいるじゃないですか。普通の女の子達がどんどん変わっていくのが面白くて。いっとき見てたことがあります。「こんなことがメイクで普通にできるんだ」
中川:多分将来の旦那さんの前でも(つけまつ毛を)つけてるだろうな。すごくコンプレックスしかないんですが。コスプレをしようと思ったのも、好きなキャラクターへの憧れ。憧れのアイドル。自信がないのを勇気に変える魔法。
江川:すごくいい言葉ですね。
中川:貪欲っていう言葉が好きなんです。せっかくだから貪欲に。面白がってやったほうがいいな。
江川:最初の一歩が大切なんですね。そこからどんどん変えられる。
中川:芸能界にいるのが不思議なくらいネガティブなのに、振り返ると好きなことばかりやらせてもらってる。こんなに浮かれた30歳になってしまった。

中学、高校ではオタクをからかわれて友達がいなかった。落ち込んでた16歳の誕生日に香港に連れてってもらった。




ブログでは意外にメシマズな素顔も披露。

好きなものが心を守って休憩地になってた。

江川:ブログがない青春時代、思えば日記帳に鍵がついてたんですね。今はみんなに知ってもらいたいという気持ちがあるのか
中川:最初は「せめて生きた証を残してから死のう」と思ってた。見られるという意識がないからこそこうやって書けた。でもひっそり死ぬのも嫌だったかもしれない。自虐ならアリだと思います「毛が薄い」とか。でも誰かを傷つけることを書くと悪口となって返ってくる。夢が叶ったのはブログのおかげ。いい言霊をいっぱい書く。寿命なんて誰もが等しく一瞬でしかないから、もっと生きた証を、と思って書く。

ええこというやん。