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メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

Eテレ SWITCH インタビュー 達人達 春風亭昇太×山崎貴 落語と映画は、意外と近い。(抜粋・感想)

三丁目の夕日'64

山崎:落語と映画は、意外と近い。
   物語を語るということで、すごく似た近いものになっていった。
昇太:(監督は)ものすごくいい人か悪い人かのどっちか。
    映画を見てると必ずいいシーンがある。ほんとに素直にやってる人なのか
   「よし、こんなシーンがあれば」とやってるのか・・
   あの映画(三丁目の夕日'64)を見たときは、
   うちの車(パブリカ)を使って欲しかった。たまんなかったですよ。
   あの時代をよく選んだなと思って。
山崎:正直言うとね、あの映画をやった当時は全然昭和に興味がなかった。
   そもそも僕の映画を作ってるプロデューサーがずっと
   「昭和の映画が撮りたい」って言ってて。東京タワーが出来上がる途中の話 。
   「どういう話なんですか?」「それはお前が考えるんだろう」「いやいやいや」

落語と映画は、意外に近い。

売れない小説を書いている駄菓子屋のおじいさんが、子供を預かる話に注目。設定を変えた。
山崎:業突(ごうつく)張りのおじいさんが、キャラクターとしても嫌なじじいだけど
   淳之介って子を引き取って、いい人に変わっていく話が時々出てくる。
   これいいなって。
   さすがに、おじいさんと子供だと客すくねぇかもしんねえなと思って(笑)
昇太:それ大事大事。資本主義社会に生きているんだからね。我々は。
山崎:人様のお金をお借りして映画を作り、ちょっと増やして返すのが僕らの仕事。
   (ベタを)必ずどっかに入れてる感じはする
昇太:ベタって大事な感じがする。
山崎:あまりにもみんなやらなさすぎる。結構勇気がいる。当然批判も出てくるし
   ベタで外したらこんな恥ずかしいことはない。意外と怖い。
   ターゲットを広くしたい。
   ちっちゃいこからおじいちゃんおばあちゃんに泣いたり笑ったりしてほしい。
昇太:落語書くとき、いつも注意してるのはそこなんですよ。
   絶対に飛びすぎない。飛び過ぎちゃうと笑うターゲットを絞ることになっちゃう。
山崎:広い人たちのものを提供するのが一番大事。
昇太:古典落語というスタンダードなナンバーがある。
山崎:時代を乗り越えてきた完璧なもの。誰もが認めるものがある。
昇太:ちゃんとやっていったら必ずウケるものなんだけど
   コピーしてコピーしていくと、どんどん画像が悪くなるでしょ。音も悪くなる。
   どっかで新しいものを入れていかないと。
   古典落語だって、今別に江戸の言葉をしゃべってるわけじゃない。
   どっかで自分なりのアレンジを入れていかないと。          
   ひとりでやってるから軌道修正できる。
   山崎さんのは微調整できない、全く完成品である映画をどんと出している。辛くないのかなって
山崎:落語と映画って、ある部分ではものすごく似てる。
   しゃべってるうちに、みんな泣いたりするじゃないですか。
   笑うのはともかく、泣いてるのを見ると卑怯だなって思う(笑)
   僕らがどんだけそこいくのに苦労してるかって

昇太:お客さんの頭の中のスクリーンに、それぞれの絵を描いてくださいねっていうのが僕らの仕事。
   絵を鮮明に浮かばせることができる人が上手い。できない人が下手。

夕焼けの詩 62 (ビッグコミックス)

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番組で流れた「鷺とり」は桂枝雀師匠もやりました。
昇太さんの、検索したけど「鷺とり」なかった。
山崎監督は子供のころ落語やってた。
昇太「子供の頃落語好きな人が映画に行くのかな」

昇太:落語も演劇もコントもやってたんだけど、あることに気がついて。
   「あれ?コントやってる人でおじいさんってあんまりいない」(笑)
   おじいさんでやってる人っていない。年とってやるんじゃなくて、
   瞬発力が必要な若い時にやる芸能なんだって。
   役者さんは人数が多過ぎる。背も高くないカッコよくない俺が
   芝居なんかやってご飯食べていけるわけないと思った。
   落研だったから落語好きだったけど、落語っておじいさんたくさんいるでしょ。
山崎:(笑)そこですか

昇太:落語は一人でやってるので、あんまり複雑にすると、聞いてるほうがわかりづらくなる。
   場面転換は少ないほうがいい。古典落語は少ない。いいなと思う落語の場面転換は3回ぐらい。
   主人公がお嫁さんに会いにいく。
   お嫁さんから教わったことをやる
   失敗する。
   1・2・3回。
   笑いながら書いたやつはだいたいウケる。うまくいくとすごい面白い。
   古典やってウケると嬉しいけど、新作やってウケると桁が違いますよ。
   脳みそをジャブジャブ洗ってる感じ。爽やか。「オレ天才なんだ」
   ウケると100%自分。ウケないと100%自分の責任。切ないよ。
   僕今54歳なんですけど、10年ぐらいするとつまらなくなる気がする。
   僕にとっての中途半端な年齢がやって来る。
   そこを抜けておじいさんになったら面白い気がする。カンですよカン。

   師匠(故・春風亭柳昇)の言葉で一番笑ったのは
   二人で電車に乗ってて世間話してたら
   「昇太、なすはおいしいね」って言ったんですよ。電車の中で倒れそうになって。
   何言ってんだこの人、なにいいだすんだって。
   突然ナスのはなしして、それっきりなの。企んでない感じ(笑)
   ネタもね、暮らしてると時々不幸なことがあるじゃないですか。
   単純な話、転んだとか、タクシーの運転手さんが不愉快だとか(笑)
   そんな人にサインせがまれたりとか(笑)腹立ちながら、これいいねって笑ってる自分が
   どっかにいるんですよ。
   不幸なことが起きるとちょっと嬉しい

はじめての落語。 春風亭昇太ひとり会 (ほぼ日CDブックス)

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春風亭昇太 十八番シリーズ-動- [DVD]

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あらっ
志の輔さんとバリ島に行ったんですねっ
「独身でいる理由は、あまりにも自分のことが好きすぎてできないのか、
 私との(関係に)勘違いがあるのか、どっちかですね」www
ワタシまだ生で昇太師匠の落語を見たことがなく。
おらが街にも来て欲しいのう。
本日は2014年12月14日日曜日。選挙特番もあり、笑点もあり。



   
   

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