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人生案内メモ、文字起こし、感想。

【感想】NHK BSプレミアム ナンシー関のいた17年 顔面至上主義 いとうせいこう

安藤なつが似すぎてる件。

ナンシー関のあの顔、あの体格。
誰が演じるのかと思ってた。マツコさんしか思い浮かばなかった。
見た瞬間ひっくりけぇった。降臨だ降臨。志村後ろ後ろ。

再現ドラマ+証言で構成。

いとうせいこう

テレビと刺し違えるつもりで書いてる。いかがわしさに対する嗅覚。その鋭さを決して単に切って捨てるわけじゃなく
愛おしさも感じ、でも許せないことは絶対に許せない。どの角度でその人を彫るかで、批評精神が出ちゃうし、ちょっとしたキャッチコピーも入れるじゃないですか?そうするとコラムニスト的な角度が出るわけです。「あの人はこっから見ると面白い」最初に上がってきた原稿、改行が1個もない。多分最初はヒトマス空けるんだろうけど、あとは全部改行なしでびっしり。
内容は面白いんですよ。言いたいことがもう浮かんじゃって、あふれる何かがナンシーの中にあったと思いますけどね。消しゴム版画に「関直美」ってあったら、版画って古いメディアに見えちゃう可能性があるんですよ。カタカナの「ナオミ・セキ」でも良かった。ナオミワッツ的な。それじゃまだ雰囲気が離れてないんですよね。やっぱナンシーって名前を日本人が付けてることがバカバカしい「出ちゃうと好きなことが書けなくなる」とテレビ出演を断っていた。

顔面手帖

編集担当 君塚太:筆の進みが遅い方でもあったんで。なかなか原稿を書いていただけない。出版界では「玉稿(ぎょっこう)」と言われ、書き手、作家の方の原稿は大事なものであって、大切にしなければいけない
著者自ら、四つ折りにしてコートのポケットに入れて3枚ぐらい持ってふらっと現れるなんて、親戚のお兄さんから小遣いもらってるみたいで。
     

現場取材と称し、毒蝮三太夫のミュージックプレゼントにも出没。「冥土に土産を持たせる男」として発表※この場面はご本人、マムちゃんが出演。ほんのちょっとでしたが。

「私は子供の頃から規格外だからね。平凡な幸せを求めちゃいけないんのだよ」たとえそう思ったにせよ言ったにせよ、何か引っかかるセリフ。

デーブスペクター

復讐の味は甘いから、太るよ

彼女が持ってる秤の目盛りは、いちばん上に「最悪」、一番下に「最低の最悪」と書かれてる。他人はみんな嫌いで、自分自身のことも嫌いに違いない。愛してるのは、自分より太った女性だけ。こうして彼女は手辺り次第に罵ることで何かの復讐を続けている

ナンシーさんに煽られた訳ではありませんが、同じく面白く書いてやるという、反論ね。だから表現とか考えて、負けないぐらいの皮肉、揶揄を書いたつもりです。ナンシーさんのをもちろん読んでたわけですけど、いつも会ってもいない人たちのことを書くんですよ。自分でもわかるんですけど、あったことのないひとに「ああ嫌だ」って先入観できちゃうけど、会ってみるとそんな悪い人じゃない。コラムニスト見てるとわかるんですけど、専門知識がほとんどない。新聞でもわかってない。ナンシーさんの場合は全く自分の好き嫌いで書いててホントのこと言うと、深くまで分かっていない(文才もあるし、アーティストとしては最高。番組最後にそうコメント)

頭さくるな、デーブスペクター」結局「こういう原稿を書く事をやめろ」と言いたいらしいが、これが私の生業(なりわい)である。聞く耳持たん。それと、あなたには片っ端から罵っているように読めるかもしれないが、それじゃあお金はもらえないのだ。自分で言いたくはないが、芸なのである。ま、ちゃんと読んでから怒ることだ。

おお強い。強くならざるを得ない。

記憶スケッチアカデミー

※投稿してすぐ、亡くなってしまった。通販生活の1コーナー。
連載途中でいきなりこの世からいなくなった。

1日15時間以上、テレビを見ていた。すごいすごすぎ。

タクシーの中で意識がなくなり、2002年6月15日、虚血性心不全で死去。39歳没。

ドラマのラストのやりとりは「ゴースト」みたい。
「なぜ死んじゃったの?」「テレビがつまらなくなったから。テレビの寿命は、ナンシー関の寿命。冗談だべさ」

※2015.1.7 22:00~放送


ナンシー関の部屋 - YouTube