イチオシ絵本
おばけリンゴ
大人になって改めて読んでみて良さがわかった。貧しいワルターが主人公。実がひとつもならないりんごの木を持っていて...。
可愛いタイトルだなと思ってて。届いたら思っていたのと全然違う。かわいくないし辛気臭いし(笑）
半日村
今も心の支え。日照時間の短い村は作物の生育が悪く、村人は皆痩せている。一平は両親の会話を聞いて...
小４の時の担任の先生が読んでくれた本。いつかは日が昇るという話。一文字一文字書いてたらいつか終わりが来る、完成する日が来るんだと思いながら書き続けていく。いつも「半日村が一日村になった」という声が聞こえてくる。編集者の方に言っても伝わらなくて。私は知ってる子供と一緒に過ごしてきて、共通ワードだった。
パンダ銭湯
パンダのためのおふろやさん。おふろんろん♪擬音が面白くて。メインの場面でなく、横に書かれてることも面白い。パンダに関する秘密があるのかなと。カレンダーの模様の様子もおかしいぞとか。
【あさイチ】プレミアムトーク 絵本作家 ツペラツペラ tupera tupera パンダ銭湯のアイデア - 別館.net.amigo
残照の頂 続・山女日記
山に登りたい
山登りの話を書きたいと思ったのではなくて、ずっと執筆してたので山に登りたいなと思って。でも遊びに行くわけにもいかないし子供も置いていけないし。取材のために登山したいっていうと許してもらえるんじゃないかと思って。仕事なら山に登れるんじゃないかと。山に登りたいと思って、山の小説を書く事にしました(笑）
一日家から出られない日もたくさんあって、今の季節いつなのか、どんな花が咲いてるか、外の気温がどうなのかわからないまま、気が付いたら夏が終わってた状態だったので、どんどん感性が鈍っていくなと。唯一幻冬舎の担当の方が「お伴しましょう、登ったのだったら書いてもらいますよ」と。岩が好きなんです。へばりついてる感じが好きで(笑）
工藤夕貴
赤岳を一緒に登山。
※お湯をかける少女も50歳か。ミステリー・トレインとか逆噴射家族みた。いつの話だ
湊さんは可愛らしい人かなと思ったら、命懸けで挑まないといけない岩場でも全く臆することなくずんずん行っちゃうような大胆さを持っている人。一生の宝なのはザイルで湊さんとつながれたこと。勝手に他人と思えないんです。ロープに繋がれた時にあまりの凄さに立ちすくんで動けなくなって、子供泣きしたんですよ。その時も湊さんは淡々とされてて。危険箇所がすごく好きなんですよ。山での定番ランチはフランスパン。リュックに差して持っていく。
イヤミスの女王と呼ばれて
ハッピーエンドばかりじゃなくて、人の悪意とか黒い部分に向き合う話を読みたいなと思ってる人に「イヤミス」という言葉がついていると届きやすいのかなと。イヤミスってなんだろうと興味を持って下さる方もいて。ありがたくはあるんですけど、作品をたくさん書いていくうちに、そうではない作品もたくさん出てきたので。全部が嫌な気分になると思われたら入口がすごく狭くなってしまう。それよりも、今度はイヤミスかな、それともいい気分になる話かな？白いほうか黒いほうかなという形で待っていただけたらいいな。
47都道府県でサイン会ツアー
デビュー10周年、みずから企画
全部回るのは本当に難しい。出版社10社の方々が協力してくださって達成することができました。期間中はどの本でも好きな本を持ってきてくださいってことになっていまして。
広島県の因島出身で、田舎なので本当に楽しいイベントは東京や大阪ばっかりあるなあ、と思ってて。小説家デビューしたあと、地元の広島県の書店から「サイン会の依頼があったんですけど、地方は人が集まらないので断らせてもらいました」という話を出版者の方から聞いて。事後報告だったので地方に住んでても、本が好きな人はたくさんいる。コンサートとかだったら設備とかで都会でしかできないかもしれないけど、サイン会なんて机とペンがあればどこでもできるし、地方の人も来てくれるはず。今度は是非地方でとお願いして。広島、福岡、仙台でやるようになったんですけど、周辺の県からも来るようになって。長崎の方がわざわざ2時間かけて帰らなければならないのなら、長崎へ行こうと。
関連
テーマパークではカバンde執筆作戦。アトラクション待ちの間、カバンを机がわりにPCで執筆。傘形連判状に心を奪われる。
「夜行観覧車」宮迫の話もちょっとだけ出した華大。
ami-go40.hatenablog.com
ami-go45.hatenablog.com
