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【ファミリーヒストリー】佐藤浩市 父・三國連太郎(佐藤政雄)、母は芸者

彼(父)の言ってることのどこまでが本当で、どこからが創作なのか。

「私は佐藤じゃないんだよ。本当は佐藤じゃないんだよ」

小泉家

政雄の母・はん

静岡県賀茂郡南伊豆町子浦。漁村

旧姓は小泉。兄の子孫・洋一は民宿を営んでいた

曾祖父は七右衛門。漁師のリーダーだったが、嵐で収入源の船を失い一家離散。

三女・はんは中学に上がらずに女中奉公に出された。呉の軍人の家に奉公に出されたが、17歳で妊娠し追い出される(20年にわたり取材を重ね宇都宮直子さん談)

身重の体で故郷を目指したが、沼津の船乗り場で気分が悪くなる。介抱した男性がのちの伴侶となる正。

大正12年、政雄を出産。正の子として出生届を提出、結婚。

佐藤家

明治26年、正・誕生

桶屋。牛が食べるための桶のタガや、遺体を収める座棺を作っていた。正の父・新太郎は遺体の埋葬を請け負うことも。正は小学校を卒業すると、父の仕事を手伝う。

当時、死にまつわる仕事は差別の目を向けられる。やがて、シベリア出兵。軍隊を忌み嫌い、帰国後はシベリアで覚えた仕事を生かし電気工事の仕事に。

政雄(三國連太郎)

生きていたら101歳。自分のランドセルにナイフで傷をつけられたという、小学校の同級生はご存命(2025年現在)

昭和10年、父のたっての希望で進学校である下田・豆陽中学校入学。サボリがちの政雄に激怒した父は、火箸を振り回すなど。

中学中退。

14歳の時、中国へ密航。朝鮮半島で弁当売りをしながら過ごす。

昭和16年、18歳で5歳年上の女性・豊美と結婚、長女伊都子誕生。数え年2歳で亡くなる。

死後離婚。沼津を去り、造船所で働くなどして食いつなぐ。召集令状から逃れるため、唐津へ。警察に捉えられ、20歳で中国出兵。

警察に居場所を知らせたのは、はん。

豊美と偽装結婚

中国で終戦を迎える。妻帯者は早く帰国できると聞きつけ、娘のいる家族連れに相談を持ち掛ける。

宮﨑の家族が収容されていることを知り、娘さんと偽装結婚(政雄談)

昭和21年、2人で日本に引き揚げ。宮﨑の実家に身を寄せ、配線やバスの運転手として働く。昭和22年、娘・深幸誕生。翌年家を出ていく。豊美は晩年まで、深幸に政雄のことを繰り返し語った

政雄は倉吉へ。布団店の2階に下宿。写真館・見田健太郎さんの撮った写真が松竹に送られ、運命を変える。27歳で上京。映画の主役に抜擢、三國連太郎となる

阿部家(母方)

2番目の妻・敏子

敏子は神楽坂きっての芸者さん。

東北で、関西から大量の古着を仕入れて商いをしていたが、幕藩体制の終焉と共に衰退。政次郎は高島屋で修業し、念願の洋裁店を開くものの、関東大震災で家も店も失う。震災から7年後に敏子誕生。5歳の時に父は他界。父方の伯母の養女となる。養母は芸者。

昭和32年、結婚。3年後に浩市誕生。浩市が11歳の時、政雄は家を出る

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