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【関ジャム】松任谷由実 ユーミンインタビュー 曲作り カウンターメロディーとは

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完全版 2022.10.2放送

夫・正隆

(楽曲制作でもめることは)あります、しょっちゅう。たいてい私が折れちゃう。私が譲らない人なら、世の女性はもっと譲らない(笑)譲り倒して50年(笑)ハサミみたいな?それは変わらないと思う。お互いギリギリで。外のものは切るけど、お互いは切り合わない。
(正隆は)品格がある。世界中のあらゆるミュージシャンの中でも、たぶん屈指だと思う。出てきてる音でしか表せないけど、エレガンスがある。替えがきかない。ゆるぎないエレガンスがある

ユーミンが自ら歌う意味

人前に立つ人格も持っている。荒井由実時代はあんまり気づいてなかったんですけど、エンタメに向いている自分もあり。声が変わっているので、私でないと歌えない歌。実際デビューの頃、ひこうき雲、村井(邦彦)さんから「これ自分で歌わないと表現できないよ」言われて、いやいや歌うようになった。だんだんライブで歌ううちに、それはそれでの人格がある。ユーミンというぬいぐるみをいきなりかぶって出ていくようなところもある。作家は作家での自分もいる。シンガーソングライターとスター。日本は狭いから、両立させちゃおう、両方やろうと。

瞳はダイヤモンド

ディレクターから「好きに作ってください」聖子さんってことも考えずに。そんなわけで自由に作りました。なのでセルフカバーもしてます。
SONGS 平井堅 あいみょん 怪物さん「の」切りの女 松田聖子「天使のしゃくり上げ」 - 別館.net.amigo

ユーミン50年史 9.27放送

曲作りはどのようにしている?

リズムからメロディーが浮かぶことが多いです。レゲエっぽかったりとか、ボイスレコーダーにクリックをいれながらとか。スキャット、コードワークで。でもその前に頭の中で鳴らしてるかな。日常にふっと浮かんだことを、自分にしかわからない記号でメモすることもあります。

スタッフ:紙に?アーティストさんによってはスマホに録音をしたり

スマホはあんまり使ったことないです。紙のほうがイメージ膨らむかな、あと、恥ずかしくない。自分しかわからないので。ピースがたまったときに聞き返して「これとこれが組み合わさるな」「このフレーズからもっと膨らまして1曲作れる」カウンターメロディーから作ることも結構あります。リスナーでもあるので聴くのは大好き。昨今はストリーミングで。主に洋楽ですが。

インプット

例えばネイルサロンに行くと、そこで変なチャンネルがかかってるんですよ(笑)だっさーいカントリーのチャンネルかなと思うと、時々珠玉な、誰も知らないようなのがかかってね。お姉さんに控えてもらったり。それでずいぶんお宝を見つけました。朝お茶の時間必ずしてて。何もしゃべらないこともあるんですけど。両方でスマホをいじってて。でもセットするのは私なので、不毛だなと思います。音楽と全然関係ない話をしててひらめくこともあります。

中央フリーウェイ

古田新太:(地方出身者に)わざと勘違いしろ、と思って作ってるんですか?

東京ど真ん中で生まれ育ったわけじゃなくて、電車で郊外から都心に入っていく学生時代。すごくワクワク感があったんですね。その気分を今でもずっと持ってます。仕事で首都高とかに乗って、世田谷からレインボーブリッジのほうに行くと「都会に来たー!」って思ったり服でも「あぁこれかわいい」いくつだと思ってんだ(笑)それは自分の中の子供が大人っぽいと思ったり。都会って思わせてくれるから。そのスタンスはどこ出身でも共通だと思います。

まず、第1のリスナーは自分ですから、自分がワクワクキラキラしないとね。人はそう思ってくれない。アーティストの大事な使命ですね。普通の景色が違ったものに。

ターナーが描くまで、ロンドンに霧はなかった。産業革命の霧を「霧のロンドン」に見る人が多い。ゴッホ「アルルの跳ね橋」は、特別なものになるとか。アーティストの目を通して、普段見ているものが違うものに思える、そして記憶に刻まれる、暮らしを豊かにすることだと思います。自分が勘違いしていると思う

※「手のひらの東京タワー」思い出した。

カウンターメロディーとは

対旋律。主旋律に対して独立した形で示され、主旋律を効果的に補う形の別のメロディーのこと。

荒井由実から松任谷由実

結婚したとたん潮が引くように人気も落ち