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人生案内メモ、文字起こし、感想。

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ネコメンタリー 猫も杓子も 長岡弘樹とふくとまり「猫のお土産」

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創作

頭の中は死屍累々(ししるいるい)

読者に驚いてもらうことができたら、作品は成功。

車運転してるときは、朗読のテープみたいなのかけてるんですよ。聴いてると印象的なフレーズとか出てきて。それをICレコーダーに吹き込んで、仕事場でそれ聴いて「ここから何か出てきそうだな」考えて。メモ癖はついてますね。使えない、没ネタが多いです。死屍累々(ししるいるい)ですね僕の頭は。墓場ですね。基本的な手法をもう一回認識する意味で。視点と人物が、実は違っていたことが最後にわかるのが、ミステリーのかたちですよ。

絶対短編ですね。物語とアイディアって、分けて考える。本来この考えは間違っているのかもしれませんけど。物語が長く続くのは嫌いじゃないけど、それよりもアイディアが好きなんですよ。アイディアのきらめきみたいな。長く読ませるよりも、キラッと光るアイディア、一瞬のきらめきを読者に感じてもらうのが短編という形式に一番向いてるので、僕はそういう小説が一番好きです。

※死屍累々(ししるいるい)死屍は遺体、累々は多くのものが積もり重なった様子。

ふく

白茶の母猫。9歳

ふと気づくと、じーっとこちらを見られていたということがあってですね、非常にミステリーの題材になるようなシーンだと思います。原稿が全然進まなくても、ふくがいるだけで幸せやなあと思うことができますね。なんかうれしい。

まり

8歳

獣医さんに見せたところ、親子だといわれましたね。ちっさい鼻の形なんかそっくりなので。まりのほうはふくがだいすきで、お母さん大好きでべったりくっつく。いつもふくにうざがられて、あっちいけあっちいけするんですけど、ずるずるくっついていくんですよね。

2014年の8月でした。石垣の隙間でカラスを警戒する猫。夫婦は何度も足を運び見守り続けた。特に家内のほうがすっかり情が移ってしまって、引き取って飼いたいと言い出したんですよね。僕は最初は戸惑ってたんですけど、猫バカになっちゃいました。

猫のお土産

あるところにひとりの男がいた

冬の晩、彼は友人と酒を飲んだ。そのとき、酔った勢いで口論となり、飲み屋の外でもみ合った挙句、相手の頭を殴ってしまった。気が付くと友人は死んでいた。

怖くなった男は友人を草むらに隠し、怖くなって逃げた。

家の廊下に何か落ちているのを見つけた。

それは、死なせてしまった友人がかぶっていた帽子だった...

何かの本でこんな海外のこぼれ話を読んだ。

ある猫が、何枚かの紙切れを口にくわえて飼い主のところへ持ってきたそうだ。紙切れはすべて宝くじで、そのうち一枚が、二千万円相当の当たり券だったという。

おなじような奇跡が、わが身にも起きないものか。そう願っていると、後日...