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球辞苑 ワンポイントリリーフ 嘉弥真新也 小林正人 角盈男

ワンポイントリリーフとは

存在、投球術

清川栄治:絶対に必要な駒 門田博光:苦しめられましたね。届かないボール、振らないボール。100%分かっているわけです。そこへ。(アウトコースの)ストレートだけ。 小田真也:相手もパ・リーグを代表する左バッターばかりですからね。甘くなると打たれる。試合をすべてぶち壊してしまう。三連戦あると、明日も対戦がある、明後日もあるという、その苦しさですね。もうアウトローにきっちり投げようという意識で。内に入らないという意識で投げたからいい結果になりましたね。

近年

起用数は1/3程に減少。MLBではワンポイントリリーフの禁止(打者3人と対戦、イニング終了まで投げきる) MPBでは来季の導入は見送られたものの今後も検討。見通しは立っていない。

キビタ 野球マニアの人は、自分が監督なんですよ。一人のバッターに対して「次は代わるかな」と空気を読むのが楽しい

起用数ランキングTOP10

2020年

1位 嘉弥真新也 16

2位 大江竜聖 12

3位 東條大樹 9

4位 泉圭輔、山田修義 7

6位 齋藤綱記、小川龍也、砂田穀樹、平田真吾エスコパー 6

嘉弥真新也

ソフトバンクホークス

抑えた時の達成感はすごい。打たれたり、フォアボール、デッドボール出した時はベンチに居るのが辛いっすよ。何しに行ったんだって感じ。 一応、1回から3回、4回ぐらいまでですかね、治療(マッサージ、メンテナンス)して、そっからユニフォームに着替えてブルペンに行くんで。僕はおもに左バッターと代打にあわせて肩を作って。だいたい1回目が12球。あとは3~4球。左バッターの打順が分かれるのと、その都度合わせるので、作る回数は断然に増えます。僕は5・6・7回。やっぱ勝ちパターン、8回モイネロ、9回森がいるんで。 僕の中で「この展開はないだろう」というのを決めて。←竸ってる試合。 負けてる試合はないですね。もしあったとしたら一気に投げれるんで。僕は結構鼻息荒くします(笑) 外スライダー、外まっすぐ、カウント整えたりして。最後はスライダーっすかね、やっぱり。打たれるのも抑えるのも多分スライダーだと思うんで。大変なポジションですけど、やりがいはある。僕は嫌いじゃないです

小林正人

現・中日ドラゴンズ広報

現役時代、過去15年で起用数ランキング1位。110回。(3位は嘉弥真)2010~11年リーグ二連覇に貢献。

僕自身一人に対してやってましたので、1位は嬉しいですね。当然ですけど、バッター一人にしか投げないので、1球で終わってしまうこともありますし。取り戻せないですね。ワンポイントは0点か100点しかなくて、その中で全てを出し切らないといけない。難しいなと思いますね。 だいたい初回からブルペンにいるんですけど、初回見てストレッチ始めて、3イニング目で投球練習1回、15球ぐらいですね。5回以降はいつ行くぞって言われてもいいように常に準備していましたね。当時の巨人ですと阿部さんとか、阪神ですと金本さん、カープですと前田さん。この人のところに行くのがある程度自分の中で考えてやってました。全力で投げれる状態にしておいて、行くぞ行くぞと言われていても、1アウト一塁でダブルプレーの可能性もある。ダブルプレーにならなかなと思ってみてたり(笑)不安が有るときは、ちょっと前にあった悔しかったことを思い出してました。闘争心に変えてましたね

当時の森コーチですね。永射を目指さないかって、ビデオを作ってくださって。サイドスローに転向。 永射さんのような、逃げていく、横に滑っていくカーブ。阿部さんに投げるときは気持ち5センチ内側。インコースも絶対使わなければいけないバッターだったので、シュートを振らせるファウルか、空振りのイメージで1球目を投げてた。ラスボスと言ったら失礼ですが、一番強いバッターだと思って対戦してました。

角盈男

左打者の場合、調子がいいほど抑えやすい。調子がものすごく悪い人は逆に苦労するんですよ。要するに調子がいいと長打じゃないけど、構えた時に右の方がちょっと開く。クッと打ちに行くんです。ところが調子の悪いやつは開きが早い。俺一番嫌だったのは若松さん。掛布もバースも絶好調の時はラッキーだと思ってました。三連戦でホームラン2本とか。ちょっと素人には分かんない。

禁止の是非

AKI猪瀬

この流れになった最大の要因は、試合時間を短縮しようという動き。頻繁にピッチャーが変わっていくと長くなる要因なのでここに手を入れようと。試合時間がこれで短くなったという印象は一切ありません。残念ながらMLB機構が思い描くような感じにはなっていないと思います。

一試合平均時間、2019年に比べて2分増加(MLB:2020年は3時間7分)

元になっているルールブックが世界にひとつしかない。これを母国語に直して使うのがベースにある。大元の英語のルールブックにMLB側が一筆書き足すと、和訳をして日本もそれに従わなければならない。いずれ入ってくるルール変更だと思います

藤田宗一

ロッテ~巨人~ソフトバンク

正直「それはないだろう」という方。一部の人間しかできないとこなんです。ワンポイントは。こだわり持ってやってる人間が居るんで。自分もそれで生きてきたわけなんですけど。仕事取るなよって感じですね、はい。 寿命が縮まってくるかな。ブルペンで作る回数などを考えたら先発以上に投げてるんで。毎日やったら潰れて、1年間持たない人間も出てくるのではないか。

ワンポイント(打者一人の場合)多くて10球 禁止の場合(打者3人の場合)約30球 

締める時の場所があるんですよ、試合の流れで。一発バンって占める場所が必要だなってのがありますね。見てる方も「この左の時誰が来るんだろ」楽しみが増えてくると思うんですよ。その時にパンッと出て抑えるピッチャーは必要だなと思います。

野村克也

独自の起用法

活躍する選手の裏にはいい監督との出会いがある。 (遠山を1試合に2度登板 /遠山→右投手→遠山)苦肉の策ですね。いないからしょうがない。そういうふうにしないと。投手が皆目いない。

ーすべて成功してるんですよね

ああそう。それは名采配だね(笑)なかなかいないんですよね。左ピッチャーのいいのって。1年目に監督を引き受けた時に、解雇する選手の候補を見たんですよ。その中に遠山が入ってんだよ。数がいないんだから左ピッチャーを置いといてくださいよ、と言ってクビがつながったんだよ。ワンポイントで生きていけと。サイドスローにすることによって、相手バッターが考えなくてもいいことを考えるんですよ。ひらかそうとして横から来てるけど、俺はひらかんぞ。それだけでも助かるじゃないですか。俺は投げ方で幻惑されないぞと。大した力のあるボールは持ってないのに、向かっていく気持ち。打てるなら打ってみやがれがピッチャーだから。それぐらいのうぬぼれのある人がピッチャーに向いている。大成功ですね。

遠山:野村監督から直に言われたのは「左バッターのインコースに投げられないか」だけ。いや投げれますよ、僕は嘘でも言っちゃえみたいな感じでw やってみてどうにかなるやろと(笑)

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