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ASKA75分スペシャル インタビュー、歌になりたい

インタビュー

ストリングスについて

ずっと思ってたことがあって、東京だけだったんですよね。これを全国でできないだろうか。ただ60数名を超えるオーケストラの方と全国を回ることはできないんですね。2008年だったんですけど、ちょっと待てよ、各地区に交響楽団と呼ばれる人達がいるじゃないかと。もしかしたら、スコアさえあれば全国回れるんじゃないか、これが最初のアイデア。やってみたところ見事に成功してね。なんでも無理から入ると絶対に無理なの。やれるっていうイメージが自分の中にあって、ビジョンが見えた時は必ずやれる時。いろんな発想がそこから変わりましたね。

いろんなオーケストラとコンサートやるのは僕のライフスタイルになるんだろうが、もうひとつ違うことやってみたい。バンドにストリングスの方たちが加わったらどう変わってゆくんだろうか。これはね、外国の方たち、ELOがやってるんですよ。ただ、ひとつ問題があってね。僕の曲は、どんなにストリングスが集まって音を出しても、バンドの音にかき消されるの。そこでお願いがあった。バイオリン、ビオラ、チェロ、コンバス、皆さんマイクをつけていただけないだろうか。そうすることで音は調整できるから。ダメもとで言ってみたらすごく気持ちよく受け入れてくれた。「僕のステージはライブパフォーマンスなので付き合っていただけないか」「よろこんで」それで今回できるようになって。バンドの音とストリングスが見事にマッチ。僕とバンドとストリングス、三位一体。

クラシック、映画音楽

短調長調。マイナーコードは少し暗め、感覚的に区別してるんだけど、メジャーコードで切ない詞を歌った時ほど胸にグッとくることはない。あるときから気がついて、自分の楽曲に取り入れるようにしてますね。切なかったり、かなしい詞ほど、明るく歌ってみたい。

映画音楽聴いてましたね。高校になってフォークブームになって、そこにロックが入ってきてどんどんそっちに行きながらも、僕も聴きながらどうしても自分の中で胸を打つのが映画音楽、サウンドトラック。ルーツって言い方するとちょっとしょってるかもしれないんですけどね、いろんな場面でそれが出てきてますね。
当時「グレートハンティング」(75年)ってあったんですよ。ある意味残酷な映画。見てるほうが苦しくなる。最後に出てきたのが「MORE」て楽曲だったんですよ。残酷なシーンが全て浄化された。ここで流すのか。あの時のインパクトは生涯忘れることがないですね

Andy Williams - More(Year 1964) モア

歌い方

バンドマスター 澤近泰輔

ここ10年ぐらいの歌い方がとっても好きで、ワーっていうのももちろん圧倒的なんだけど、フィジカルがどうのこうのというよりも、表現の幅がここ数年で更に拡張されたというのか。今回のセットリストで言うと弾き語りの曲で「帰宅」、明るいやつで「hello」...表現の幅がさらに広いなと。最近の声、歌唱が好きなんですね。以前に増して。


ASKA 帰宅

東京文化会館大ホール

初めての響きですね。大体覚えてるんですけど、ここは初めての鳴り。気持ちのいい方に初めてです

ファイナルの熊本公演はコロナの影響で2021年に延期。

歌になりたい

漂流教室

不思議ですよね。楽曲の持つ力、性質、性格と言っていいかもしんない。既にメロディーが放つ時がある。
僕はあんまりイメージ通りに行くことがないんですよ。全く違うものができることがある。「歌になりたい」はイメージ通りでしたね。できあがって、なんどもなんども聴いてるうちに、あれっと思ったんですね。この楽曲の世界観は未来をすごく含んでるんじゃないか。今僕らは手放しに未来は素晴らしいと言えない状態に立たされてるわけでしょ。
僕は一番感銘を受けてるんだけど楳図かずおさんの「漂流教室子供たちがある日突然未来に飛ばされる。荒廃した未来、人が誰もいない未来、そこで子供たちだけが生き残ろうと、自分たちで新しい地球を作り出そうとする。感動的な漫画です。それをふと思い出して、その世界感を歌詞にしてみたらどうなんだろうと思って作ったのが「歌になりたい」なんです
アイスランドでロケ。行った時全てが理解できた。監督が、この岩を見て同じことを考えた。

ASKA - 歌になりたい (Official Music Video)

Breath of Bless

Breath of Bless

  • アーティスト:ASKA
  • 発売日: 2020/03/20
  • メディア: CD
うっかり録画し忘れて途中から見た

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