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世界の哲学者に人生相談 最終回 三木清 絶望から希望を見出す方法

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三木清

絶望と希望を考える

西田幾多郎の弟子。ハイデガーに師事。自らの哲学を作り上げて行った。
京大始まって以来の秀才と言われたが、女性問題のあらぬ噂で失脚。上京し、在野の哲学者として新聞等に寄稿。
「ドイツは負け、ヒットラーは自殺する。日本はアメリカ軍に占領される。早く英会話を勉強しとけ」と主張。治安維持法違反で2度の逮捕歴。2度目の投獄は昭和20年2月。病に苦しみ、ベッドから転がり落ちて獄死。享年48

幸せについて

幸福を単に感性的なものと捉えるのは間違っている

ずっと戦メリが流れてた

Ryuichi Sakamoto Merry Christmas, Mr Lawrence
小川 彼自身が絶望の中から希望を見出そうとあがいてきた人生だった。人生論ノートは絶望と希望、両方が重要とする哲学なんですね

渡辺 私は楽観的な人間なので絶望はあまり。夫が病気をして「まさか」という感じ。わからないことだらけ。手探りで先が見えない。喜びがないとか、最初は不安でしょうがなかった。寝るとき涙が出てくる。1年ちょっとは不安の中にいた感じ。もういいやって思えた時があって。あるときから覚悟が決まったというか。この仕事を辞めてもなんとか生活はしていける、とにかく家族で気持ちを楽にすればいいやって

懐疑(かいぎ)とは

断念することを欲しない者は、真の希望を持つこともできぬ

断念することを決断しないと、本当の意味の希望を持つことができない。断念することも必要。

渡辺「お金を持ってるからそういうふうに言えるんだよ」言われちゃうんですけど、お金が無くとも笑顔でいる、楽にいけることが一番大切。夫に「贅沢しなければ生活できるよ」とも言った。
小川 どうやったら断念できるか。三木清は「懐疑」といったんですが。自分が思ってる成功、幸せは一時的なものかも。断念するからこそ希望が生まれる。

何かを断念するには、絶対だと思い込んでみる価値観をあえて疑ってみるべき。

むむ。それはコロナの影響で50社以上受けても尚且つ就職したい相談者へ、一旦断念せろということか?※「せろ」九州弁だとプレバトで梅沢富美男が言ってた
思い込みを捨てよと言いたいわけね。まあ自分も40過ぎて予想外の仕事について、10年続いてるからなあ。人生はわからん。きた船に乗れ。
好きな番組だったんだけど最終回か。第3シーズンはないのかな。来週からは美輪明宏

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100分de名著に登場