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世界の哲学者に人生相談 カミュ コロナ禍における不条理 壇蜜(個人的神回)

アルベール=カミュ

不条理な人生

アルジェリア生まれ。1歳で父が戦死(第1次世界大戦)兄、耳が不自由な母とともに祖母の家で暮らす。母は職につけず生活が困窮する。高校に進学後カミュはサッカー選手として才能を開花させる。ところが17歳で結核を患い、死の恐怖を抱えるも、大学で文学専攻、集団的不条理に目を向ける。

不条理とは物事の道理が通らない、道理に合わないこと。キルケゴールも哲学の主題にしていた(←個人の不条理について

集団的不条理とは

巨大な厄災
対抗しようがない
誰に対しても起こる

抽象の世界と虚無感

壇蜜 抽象の反対は具体じゃないですか(今は)具体的ではない世界にいることが分かれば、解決する鍵になるかな。私個人の問題としては、悲しみはプールに行けない、苦しみはサウナに行けない。
(クラブなど気軽に飲みに行けなくなった、と言う高田純次に)行動範囲が狭まるのは苦しい、悲しいですね。今までの自由が奪われる苦しみ、悲しみ。
高田純次だって我慢してんだぞ石田純一。ジョークとはいえ。自分も、悲しみは県外に住む坊に会えない。苦しみはライブハウスや観戦、旅行に行けないこと。

みちょぱ 何をしたらいいかわからない
壇蜜 正解がわからない
みちょぱ とりあえず自粛はするけど
壇蜜 先が見えない。現実を受け入れて、いつ再開するかわからない休業を受け止めないといけない。何段階も、今まで経験したことのないことがどんどんのしかかってくる感じですね
みちょぱ ストレス発散の場もなくなって
壇蜜 そうですね。結果、心に一番負担がかかってる
高田 弱っちゃう。心につける薬もないしさ
壇蜜 ちょっとニヒリズム入っちゃいましたね(笑)個の力ではどうにもならないし、個のアイディアで急に何かが変わるようなことでもない現象は、自分がすごく無力である虚無感、燃え尽き感みたいのがあると思うんですよ。それが心や体の病だったり、集団的パニックを起こすのでは
高田 僕自身いつも虚無
壇蜜 高田さんいつも空っぽじゃないですか(笑)
高田 でも空っぽだとね、なんでも吸収できるからね。だから変なものを吸収しちゃうんですよ
小川 考え方によっては、虚無感を上手く埋めることができたら、虚無感がなくなる可能性がありますよね

※もう「日本の壇蜜に人生相談」状態。零和の菩薩。

優先順位の変化

壇蜜 優先順位が変わったと思う。家族に会いたいよりも
高田 家族より世間体
小川 家族への愛より、周りがどう思うか。家族という愛情に包まれた存在が、単なる感染の対象、存在になってしまった。物事の意味は初めからついてるものじゃなくて、私たち一人ひとりが意味づけていってるものですよ。イメージで言うと、意味のシールがはがされた感じで、私たちがうろたえている。

意味を失った状態が「抽象」

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追記2020.8.19

小川仁志教授は山口大学なので「ちぐスマ」にも出演なさっておられます(火曜日かな)先日も数分間のコーナーに出演。先が見えない状況でより良く過ごすためには、ポジティブ哲学を実践するのが大事。何かが起こっても視点さえ変えればなんとかなる。事実が変えられないのであれば視点を変えると。あら50歳に見えないなあ先生

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