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あさイチ プレミアムトーク 平野レミ 和田誠さんの話 5秒ビシソワーズ レミックスフライ 谷川俊太郎

エピソード

三谷幸喜

人間じゃないというか。話していても発想であるとか、常人には思いつかないことをサラっと仰る。レミさんは和田さんが大好きで。うちとレミさんのおうち、そんなに離れていない。たまたま路上でばったりお会いしたんですけど、レミさんがなにか探しているんですよね。道路の脇の溝みたいなとこをスゴイ探してて「どうしたのレミさん」「和田さんがいなくなっちゃったの」たまたま和田さんはマッサージに行かれてたらしい。何も言わずにいなくなっちゃったので心配になって。多分そこにはいないと思いますよ

レミ 慌てましたよ。靴箱の方までみんな見て。いなくていなくて和田さんどこ?って心配で心配で。三谷さん大好き。大好きな人よ。三谷さんちの坊やも可愛い。奥さんも美人で

電話機のそばに和田誠さんの書体で

デンワの声がでかすぎてうるさい!!先方が耳を痛くするよ

僕は学生の頃から和田さんの大ファンで。エッセーを読んでいて、たまに奥さんのことを書かれる。その描写がすごく素敵で。和田さんもレミさんのことをすごく愛しているのが伝わって来るし。それこそ可愛くてしょうがない、賢くて、みたいな。和田さんが描かれた横顔のイラストを見て、僕はほんとに「こんな人と結婚したい」って思いましたもん。
大人になって、初めてレミさんにお会いした時に「ちょっとイラストと違うな...」(笑)あんなにお話が大好きで、明るくて元気でいつもパワーに満ち溢れているんだけど、和田さんといるときはすごくしおらしい。すごく和田さんを立てる。この御夫婦いいなって

1984年の和田誠さん

麻雀放浪記

糸井重里:和田さんに僕は前から会ってるけど、人にああしろこうしろという人じゃないでしょ
和田誠:うん、違うんだよな
糸井:人は人、自分は自分で。監督という仕事と全然違うでしょ
和田:イラストレーションを描いている間は、自分の責任で自分なりにひとりで机に向かっている。それがまるで違うからね
糸井:ダメだ!とか言うんですか
和田 ダメだとは言わない。ダメですと言うわけだね。

5秒ビシソワーズ

レミ 今から3~40年前、和田さんに教えてもらったスープなんですけどね。
牛乳とトマトジュースを同じ量入れる。バジルの葉をちぎって中へ。ハーブ塩、オリーブオイルもたらたら入れる

レミックスフライ

鶏もも肉1枚 豚肩ロース肉1枚をハーブ塩、黒胡椒で下味をつける。オリーブオイルで皮を下にし、蓋をして焼く。ひっくり返す
殻つきエビ9~10尾を水で洗い、水分を拭いて一緒に焼く
コーンフレーク(プレーン)を袋の中で砕く
焼いた肉にソースを付け、コーンフレークをつけて食べる

らっきょうのタルタルソース

木綿豆腐80g(水切り)らっきょう酢漬けみじん切り40g 玉ねぎみじん切り大さじ3(水にさらし絞る)マヨネーズ大さじ4 ハーブ塩小さじ1/2 パセリみじん切り大さじ2

スパイシーソース

マヨネーズ大さじ6、プレーンヨーグルト大さじ4 クミンパウダー小さじ2 ハーブ塩小さじ1 チリパウダー少々

コクうまソース

お好み焼き用ソース、トマトケチャップ各大さじ4 粒がらし少々 サラダ油(アマニ油)大さじ1/2

各ソースはパプリカの中に詰めて

豚の角煮と男女関係

何にも入れないお湯の中にボトンと入れるの。で、とりあえず豚だけを柔らかくしてから調味料を入れると、スーっと(箸が)入るの。

これって男女関係と、とっても似てると思ってさ、女の人が男の人のこと、とっても好きでもないのに男の人が「好きだよ好きだよ」言うとどんどん硬くなっちゃうじゃない。でもある日「あの人素敵ね」と思ったときに男の人が「好きだよ」って言ったらさ、受け入れ態勢ばっちりで「あたしも」ってなるでしょ。それとおんなじで(笑)豚と調味料の関係、調味料が男、豚が女(笑)

大吉 逆のパターンもあるかもしれない

和田さんのおかげ

あたしがいろんなもの作るでしょ。和田さん絶対まずいって言わないの。あたしがこうやって一生懸命やるようになったのは、和田さんのね、縁の下の力持ちみたいな。こんなの食えるか、だったら、作んねーよってなる。絶対言わなかったね「ちょっと、ここ足りないんじゃない?」って。作ったら「良くなったね、とっても良くなったね」言い方が優しくてね。もうどんどんどんどんやる気になるように。和田さんのせいっていうか、おかげですね。結婚した時に「レミの料理は死ぬまでどのぐらい食べれるかな」何十万回でしょ、と思ったの。遥か彼方、死ぬなんて思わないから。もうそんなこと考えられないから「何十万回よ」って。計算したの。そしたらさ、昼間はどっか会社で食べるでしょ。だから朝と晩ね、食べるとしたら、大体3万回ですよ。人生で。そしたらあたし「そっか、この人は食べることに生きがい感じてるんだ、よし!がんばっちゃろ」と思って。子供産んでからは食材も「こういうのあんまり良くないな」とか、すごく考えましたね。

「おかえんなさーい」(の、声のトーンが違うと)和田さんは「メシくい行く?」私が疲れてると思うと、わかっちゃうんですよ。どっか食べいって「ああおいしかった!」っていうと「レミのご飯の方が絶対美味しいよ」言われちゃうんですよ。あたしのことが好きなんじゃなくて、あたしの料理が好きだったんですね

大吉 いえいえ、全部です(笑)そりゃもうレミさんのこと全部お好きだった


きかせてよ愛の言葉を 平野レミ

谷川俊太郎

和田誠

和田さんが死んじゃったじゃないですか。死んで10日目ぐらいに朝日新聞に追悼記事が出て
無理を言ってお願いして、記事じゃなくて直筆で、和田さんのところにプレゼントしたいって。

君は過去になれない男 目の前からいなくなっても いのちにあふれた絵とデザインは 
君は軽々と生き続けている
ひとことでいえば君には naturalという英語がふさわしい
自然という日本語だけでは 捉えきれない君というヒトの巧み

レミ 来世も絶対料理やるんだ。
大吉 まだまだ現世がありますからね
レミ 来世も女がいい。女楽しいから。子供産む時もすごく楽しいのよ。あ、知らないでしょ(笑)あの出る時の気持ち(笑)/生きることは食べることだし、いっぱい食べてる人、元気だったら笑えるしさ。食べてると笑いたくなるのよね、なんかね。でっかい声でワハハっていう人に暗い人はあんまりいないでしょ。いっぱい食べて明るく元気に

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