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王様のブランチ 湊かなえリモートインタビュー「カケラ」ドーナツへの思い

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淡路島の自宅からインタビュー。

大量のドーナツに囲まれて自殺したらしい。
モデルみたいな美少女だとか。
いや、わたしは
学校一のデブだったと聞いたけど

女の子が一人いなくなったと聞いたとき、その子がすごく太っていたって聞いたら、それが原因でなにか言われたとか、思いつめることがあったのかなって、勝手にイメージを付けるじゃないですか。
でも別の噂では、すごく美少女だったらしいよとなると「あれ?美少女が自殺って何で?」となる。
本当にその人にとっての原因が何かを、深く考えずに決めつけているところがあるんじゃないかというのを、突き詰めていきたくて、書いてみることにしました。

同じ街で生まれ育った美容外科医の久乃は、彼女の死に疑問を抱き、生前関わりのあった人たちに会いにいく。

体型のことをネタにするような明るい性格でクラスの人気者。母の作るドーナツが好きだった。高校に入り、体重は130kg。ドーナツが原因で不登校になってしまう※なぜか仰天ニュース思い出してしまう
彼女を苦しめたのは見た目の固定観念、承認欲求。徐々に本当の姿、自殺の真相が明らかに

ードーナツ(の描写が)すごくおいしそう
そう思ってもらえたら、しめしめです(笑)美容とかダイエットを扱う上で、みんなが共通してして散る食べ物や、そこに対する思いがあると物語に入りやすいと思って。おやつでダイエットの敵をまず考えて。

人の外回りだけを見ながら、その人を分かったつもりになっていませんか?問いかけたかったので。外ばっかりを見て、中がないものを考えるとドーナツの形状なのかなと思った。すごい重要な思いを込めています。
美しくなりたい気持ちは持っていると思う。他人や世間の思う美しさではなく、自分がこうなりたいという形を自分で思い描けてそこに近づくのがいいんじゃないかなと。美容をテーマにしているから女性向け、若い人向けだろうではなく、自分のあり方を模索中の人に読んでいただけたらいいなと思います。

カケラ (集英社文芸単行本)

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