解離性障害とは
当事者の声
Tokin
思い込んでるだけじゃないの?そのせいにしたいだけじゃないの?と否定的なことを言われる。頭の中でいろんな人たちが会話をしている。日常的にずっとあるのが離人症。それが極端にストレスになると、結構人格が別の人が出てきたり。ふわっとした感じは小学校高学年からずっとありましたね。自覚がそもそもあまりなくて、高校の時にこれはもう全然無理だみたいな感じにぷっつんと切れたことがあって。10年ぐらいかけていろんな病院に行って、解離性障害と診断されました。多重人格の極端なことばかりが知られていて「なんだかよくわかんない」感じがあると思う。その人たちはものすごい特殊な人たちではなく、普通にみんなと同じ社会で生きてることをまず知ってほしい。
寝る前が一番危険ゾーン。ふっと力が抜けるとコントロールできない。
脳内会議(抜粋
※撮影は2020.3.22
もっさん:仕事はきっちりやれてるけど、プライベートの記憶があまりなく、飛んじゃうことが多くて。ガンダムで言うとコックピットの中に誰かが乗って操縦しているような感じ。寝てると思ったら部屋がめちゃめちゃ片付いてて。一人暮らしなんですけど、誰が片付けたんやって。自分しかいないですよね。
別居している子供におもちゃを買いに行こうとしてたんですね。いろんな買い物をしたあとに警備員に止められたんです。「お客さんお金払ってないですよね」「いや払ったと思います」「じゃレシート見せて」なくて「いや本当に買ったと思います」お店の方と警察に怒られて...そこは事なきを得たんですが警察に言われたのが「お前精神病だったら、入院して治療受けたほうがいい」病気というのは理解されなくて※ガチなら表現がひどい
綾子:夫とのコミュニケーションで問題が発生すると、非常にバイオレンスな人格が出てきてしまい、コントロールすることができない※自分はかろうじてブレーキかけられる。昨日危なかった。コロナコロナうっせえんだ夫が。頭の中でスタン・ハンセンのテーマが(サンライズ/スペクトラム)わんわん流れる感覚。
アウエーの場所いくとほぼほぼ絶対変わっちゃいますよね。人から好かれようと頑張る自分が出てきて、好かれようとしなくていい人からも好かれようとしちゃう。盛り上げて、みんな楽しかったっていう呑み会なのに、帰り道ではやっと(主人格に)戻ってきた、役割が終わったっていうような。
出勤しようとして街を彷徨って会社に行けなかった。会社には休みの連絡してて
自分がしたことでも他人がやったような感覚
岡野:夜中、あるいは自分の知らないあいだに、ネットでたくさん買い物をして注文がたくさん届くとか。いろいろなことが起きて。自作自演じゃないかと誤解されてしまう
扱ったドラマ
存在の深き眠り
ジェームス三木原作。96年。大竹しのぶ、中村梅雀、片岡鶴太郎。精神科医役に細川俊之(2011年没)
水曜シリーズドラマ 存在の深き眠り~誰かが私の中にいる~ | NHK放送史(動画・記事)
存在の深き眠り - Wikipedia
ドラマでは他にも「MR.BRAIN」(2009年、木村拓哉)Dr.倫太郎(2015年、堺雅人、蒼井優が解離性障害の役)
TBS ドラマ 『 MR.BRAIN (ミスターブレイン) 』 | お知らせ
解離が起きる理由
はっきりわからないが
おそらく自分が小さい頃に、自分が直面できないような驚きとか恐怖、不安を体験したときに、心や脳の中で別の人格状態が突然生まれて、その場を支配することがきっかけだというふうに考えられている。自分自身とうまく付き合っていく
ミルクボーイ駒場は昔からのバリバラファン。