坂口恭平さんとは
生き方
好奇心の赴くままに
ギター作り
触ったり扱ったりしているうち、全部自分で作ってみようと少しずつ思うようになった。躁鬱を治すためでもある。うんちくが増えると楽になるの、体が。没頭を求めてはいない。作ったら残る。すごいことだよね。それが好きなんじゃないかな
自分で自分を否定しない、評価しない
「うつの時は砂漠が思い浮かぶ」と言ったら、カフェ(兼、書店)の方に「書いてみて」と言われた。
自分の一番最悪な気持ちで書いてるからって言ったんだけど「読んでて面白い」って。面白いんだって。それから広がって。
脳と手が直結してるような文章、映像になる一歩手前。ネガティブな意見が一番作家らしいと。
疲れを見逃さない
執筆が終わると必ず横になり、1時間でも体を休める。
電話相談
執筆活動と並行して、見ず知らずの人の悩みに電話で相談に乗っている。9年前から電話番号を公開
ときどき死にたくなるあなたへ…坂口恭平の新政府総理談話(1)(坂口 恭平) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
相手の興味あることを見つけ、好奇心を後押し。喜ばしたいだけ。助けたい感覚はない。
「最近は何読んでるの」
古い海外の本を読んでます
「え?なになに?もっと古いの?カフカとか読んでるの?もっと古いの?」
ゾラって人の本。
「なんてやつなの?」
「水車小屋攻撃」っていうタイトルなんですけど
「ヤベェ知らない全然。そこの世界、あなた意外と明確に見えているから。それは現実から発達障害だのなんだの言われるかもしれんけど、そっちの街じゃそんなこと言われないからたぶん。ある程度そっちの現実も現実だからちゃんと受け入れてあげて、そっちの中でも息して。俺は知りたい、単純に。もはや俺が知りたい」相談者の想像世界を元に短編小説を書く事を勧める
一度見聞きしたら忘れられないタイトル。あまぞんでは一時的に売り切れ。短編集。
- 作者:エミール・ゾラ
- 発売日: 2015/10/17
- メディア: 文庫
母親「うつの時は、家の天井の上に台風の目があるイメージ。暗雲立ち込めている。こうしてみよう、こうやってみようの繰り返しでここまできて、結構地道な作業続けてきている」
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