横山タカ子さんとは
手間はたった３つ
私の周りのシニアの方が連れ合いが亡くなっちゃうと、自分ひとりでね、作る元気がなくなる。そしてね、作らないから食べない。食べないと、外へ出られない。そしてますます筋肉が落ちて元気がなくなる。悪いスパイラルに入っていくんですね。だからそういうのをなくして「とにかく簡単なんだから、山３つなんだから、それですごくきちんとしたご飯になるんだから作りましょうよ」という提案なんです。
シニアばっかりじゃないんですよ。子育てしているお母さん、フルタイムでずっと働いている方、中高年にも楽でいいの。いろいろやっちゃいけません。栄養価も高まって楽でしかも美味しい。正しい調味料の力をちょっと借りる。それが一番楽ですね。
- 作者:横山 タカ子
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
ピカ子：おっとりしてるんだけど、かなり戦略家ね
活力ごはんから
鶏の蒸しハム
鶏肉を塩でもむ⇒付け合せの野菜を切る⇒蒸す※４番目は食べるbyピカ子
調味料は塩だけ。あらそうなの。塩は天然由来の美味しい塩を使って。１枚250gに対して塩小さじ１強を揉み込んで最低２時間からひと晩冷蔵庫に。時間も調味料なんですよ。ピカ子滲みるならビニール手袋しろ。
巻いてつまようじで留める。留まってさえいれば良い。タコ糸のない家庭も多いのでつまようじで。
じゃがいも２個にかぼちゃ1/4個、ペーパータオル敷いたせいろに並べて、鶏肉も入れて蒸す。せいろがなければ簡易の蒸し器で。水を張った鍋にせいろを置き、蓋をして中火で20分蒸す。透明の汁が出てくればできあがり。食べやすい厚さに切って。
煮やっこ
ダシを取る⇒具を切る⇒ひと煮立ち
鍋に湯カップ2、削り節10ｇ、昆布だし用5cm×5cmを入れて（昆布はいれたまま。みんな食べちゃう）
絹ごし豆腐1/2丁は４つに切り、まいたけ100ｇ、ねぎ（セリやほうれん草、春菊でも）入れて蓋をしてふつふつしたら熱いところにみりん、しょうゆ各50ml入れてひと煮立ち。シメはそうめん、うどん、ごはん、溶き卵。
炊飯器でまるごとおかずご飯
新たまねぎ
ここから「教えてもらう前と後」より。玉ねぎの甘みはご飯と相性が良い。
米2合にコンソメ大さじ１、しょうゆ大さじ２を加える。規定の目盛まで水をいれ、混ぜる。上下をカットした玉ねぎを丸ごとひとつ入れるだけ。炊き上がりにバターを加え混ぜる。仕上げに黒胡椒、粉チーズをかけても。
冷凍ギョーザ
米2合に鶏ガラスープの素大さじ１、ポン酢大さじ３を加える。規定の目盛まで水をいれ、冷凍ギョーザをそのまま並べて炊く。炊き上がったらよくほぐし、ネギとごま油をトッピング ←※いちばんの好み
