槇原敬之
Cicada(’99)
水野 Cicada=蝉 よくよく歌詞を見ていくと、何年も土の中に耐えながら出てきて、一生懸命羽をこすって誰かに思いを伝えようとしてる感じがすごいポピュラーミュージックのミュージシャンぽい。槙原さん自身を例えてるんじゃないか。自身のことを歌ってるんだけどみんな自分の方に引き寄せられるじゃないですか。よくよく見ているとこの蝉めちゃくちゃ悲しいな...と。
伝えたいことがあるから 君の住む町にきたよ
忘れないで欲しいから うるさく鳴いてみせるよ
一生懸命鳴いてるんだけど、聴く側ってうっせーなとか、夏が来たとか、勝手に捉えてるじゃないですか。
ミュージシャンが一生懸命作って一生懸命歌っても意外と届いてないんじゃないか。そういう暗さも全部象徴できてるような気がして。
歌の最後にご自身のことだというのをポロっとこぼしてる。普通のポップミュージックはずーっと比喩で、お芝居ですよと言って終わるのに、これは自分自身なんだってちょっと言ってる気がする
小藪 僕もう刺さりまくりの歌詞ですわ。真っ暗な新喜劇の楽屋で何年も過ごしながらね、まだ見ぬテレビの光を私たちは信じてる。バイトやって全く仕事がないときに、ホンマに周りの後輩たちはどんどん売れてって...
Cicada, a song by Noriyuki Makihara on Spotify
※99年発表というだけでちょっとギクッとしてしまう。思い出すことがある。以下略。
2020.2.13
ばかばかばか
【NHKニュース速報 17:23】
— 特務機関NERV (@UN_NERV) 2020年2月13日
歌手の槇原敬之容疑者を逮捕
覚醒剤取締法違反の疑い 警視庁
いま背後から殴られたような衝撃なんだが槇原敬之。そのニュース自体20年ぶりに聞いたぞ。デジャヴというかなんというかどんなときも信じてきたのになあ
— あみーご長嶋 (@amigonag) 2020年2月13日
2019年、50歳になる芸能人・有名人 1969(昭和44年)生まれ。 - 別館.net.amigo
桑田佳祐
鏡(’94)
洋楽的実験的な名曲。「孤独な太陽」収録
堂島 自分の個、パーソナルが溢れ出ている。桑田さんのセンス、感性がめちゃくちゃ出てる。この番組の企画でパッと思いついて「94年でこれやってるんだ!?」ってビックリしちゃったんですよ。ちょっと前にEDM(電子音を用いたダンスミュージック)、めちゃくちゃはやったじゃないですか。強いビートにアコースティック乗っけて、印象的なメロディーのとこが歌がないっていうのはEDMと同じ構造。曲調はEDMじゃないけど思いついてこの時にやってるのは怖い
アコースティックなのにドラムだけ打ち込み。半音下げて
鏡, a song by Keisuke Kuwata on Spotify