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SWITCHインタビュー達人達 三宅裕司×レキシ 上原ひろみとの共演、P-FUNK

レキシ

なりたち

池田 年代でいうと10年100年で見がちですけど、その人に1分1秒があったんだと思うとすごい身近に感じられる。そういうことを曲にしている。自分で言うのもアレですけど、美しいメロディに、縄文土器弥生土器ってクスクス笑いながらつけていく。最終的にちょっとグッとくるっていうか。自分で作っててそういうふうになる発見は、確かにありますね。

三宅 人間がそこからここまで来たってことで、その思いがメロディーになり、グッとくるみたいな
池田 一万年以上前の話なのに、思いは同じ。人間はみんな一緒。世界中いろんなことありますけど、ひとりひとり同じじゃないかっていう感情はありますね。

三宅 パンクバンドやってて解散したでしょ?そのあとどうしようかって思った時にレキシっていうのを思いつくわけですね
池田 バンドの余興みたいな感じで、アンコールで1回やったことがあったり、忘年会でやったりとか。余興的な感じでやって遊んでたのがレキシの始まり

三宅 でもそれは曲作んないとできないよね
池田 曲作ろうといったのは同じ事務所のハナレグミ。やったら面白いんじゃない?って。日本史がもともと好きだったのね。日本史を題材に、人物とかできごと、鎌倉幕府とか、最初はそういうのを言ってるだけだった。ちょっとラップの真似事みたいな。遊びでやってたのが最初です。

三宅 だからちょっと誤解されやすい気がしたのね。サングラスかけて、その頭で、着物着て。普通にストレートな詞で勝負できないのか、そういう怖さみたいのはなかったですか
池田 色物とか「本当は歴史好きじゃないのに歴史を使ってる」みたいなことも言われてましたね。なるほど、みんなそういうふうに思うんだなと、後に思いましたけど。どっちかっていうと、そっちを通してできるもの、うまいこと言えてるっていう喜びとか、そっちのほうが大きかったですね。怖さはあるのに知らずに、気づかずやってた

三宅 我々の世界で言うと出オチ、登場した時にウケたらそれで終わりだ。あとはその格好お前困るだろ、いうような
池田 逆です(笑)

上原ひろみと共演・P-FUNKの話

三宅 世界的なジャズピアニスト
池田 グラミー賞ですからね
三宅 かっこいいことが根本にあるわけじゃないですか、おしゃれなことが、ジャズで。それをまず抑えちゃう(笑)すごいな。その発想がすごかった
池田 ありがとうございます
三宅 抑えて抑えて、いろいろやって、抑えてたのが最後爆発した時の。あそこでね、ちょっと涙出ちゃいました。
池田 上原さん凄すぎて、たまに置いてかれる時がある。それをもうちょっとこっち側に返して。とっつきにくいなジャズって思ってる人も受け入れられるようにしたいって。いつもやるゲストの方にはそう思うんですけど、この方はもっとどういきるか、受け入れてもらえるか、一緒にやるときのテーマになってます。

三宅 いいよね~それ。ジャズのライブは難しいって敬遠してるお客さんが一緒に楽しめるように、なんとかしようと
池田 ジャズだけではないですね。自分の音楽も含めてですからね /僕が好きなPファンク。ある人は花嫁衣裳、ギタリストが着てたり、オムツだけして「人類は宇宙の子供だ」そういうコンセプトでやってるんですけど
三宅 誤解されやすいですね~
池田 誤解されやすいんですけども、音楽はかっこいいです「あんな馬鹿な格好してるのに、あんな演奏」ていうのにまた惹かれたんですね

音楽と笑い

三宅 音楽と笑いって昔から永遠のテーマになってる気がするんですよね。あそこまでなってるバンドが、なんであんなにたくさん笑いを取り入れなきゃいけないのか。すごい取り入れてるね。取り入れるって変だけど。おそらくお客さんを楽しませようと

池田 お笑い的なことをやりますけど、お笑いと融合してるというよりかは、借りてる感覚。基盤はやっぱり音楽。ライブをやるために、例えばこの曲をより親しみやすく聴いてもらうために、ちょっと面白く喋ったり。例えば初めて見てくださって、知ってる曲ならまだしも、知らない曲も多いじゃないですか。自分もそうですけど、知らない曲は知らないまま終わっちゃったりすることもあるので、それをより少しずつ親しんでもらうために、聴いてもらうためにお笑いを入れる。やっぱりコメディアンになろうとしてはいけないなっていうのはもちろんあるんです。まずはミュージシャン、音楽を中心に。毎回ツアーでもコンセプト考えて。どうしてもお笑いを先行しがちになるんですけども、ちゃんと音楽と結びつくかっていうのを考えてる。音楽を先にやること考えてから、ほかのネタを考える。

三宅 これだけはやんないってことは?
池田 あります。僕はライブに関して言えば何をしてもOK。一回家帰るのもありだなって思ってるぐらい。おもしろければ。エンターテインメント然としていれば。ていうぐらいのルールでやってますけど。ただやっぱり日本史、歴史なので、たとえば戦とか、そういうイメージもあるじゃないですか、そういうのを前面に出すのはあまりしない。そこも自分で深く考えたことはない。押し付けたこともないし、押し付けられたくもない。全面的に平和を願おうとか言うのはちょっと違う。自分らしくない。

三宅 この人気をどう見てるかってことですね
池田 ありがたいですけど、自分が楽しいことをやってて、気づいたらこうなってた。お客さんはひとくくりではない。一人ひとりが来てこの人数。ひとりひとりの思いがあるから。気にしすぎって言えば気にしすぎですが、そこは忘れちゃいけない。忘れちゃいけないってのも大げさですが。一瞬でも家のこと忘れればそれでいいし、それも押し付ける気はないですけど。むしろちっちゃくちっちゃく生きたい...

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