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料理、人生案内、野球、哲学少々TVメモ。

世界の哲学者に人生相談 PTA、地域活動が煩わしい ハンナ・アーレント 天野ひろゆき

PTA、地域活動を前向きに

小学校では地域のイベントやPTAなど、半ば強制的に参加させられます。
でも私は知らない人と無理に合わせて活動することが苦手なためとても気が重いです。どうしたらPTAや地域の活動に、前向きな気持ちで参加することができるでしょうか

人との付き合い方で悩む

2019.7.5人生案内「1対1なら気軽に話できるのに、3人以上になるとどこで言葉を発していいのか考え込んで遠慮してしまい、ほとんどしゃべれない。相談したいことがあっても、話は途中で遮られ、聞き役に徹してしまう」
海原純子先生の回答は「コミュニケーションはキャッチボールのようなもの。あなたが投げ返さないと相手は会話が止まらないよう、投げ続けるしかない。あなたから相手に会話を投げかける能動的な姿勢を訓練することが大事」とあった。
ハードルが高い。
知らない人と無理に合わせられない。自分も同じで、前向きではなかった。特にPTAは誰と一緒にやるかが一番大事。一度だけベストメンバーだったが、あとはほとんど後ろ向きだったしずっと聞き役だった。

ハンナ・アーレント

ユダヤ系政治哲学者

公共について研究。小川先生も公共哲学が専攻。
26歳の時、ヒトラーが政権を握る←個人は全体に従うべきという「全体主義

アトム化は危険

アトム=物質の単位「原子」哲学の概念:分別不可能を最小単位
市民一人ひとりが原子。かたまって分子になる。アトム化は人々が完全に孤立した状態。話し合いがなく思考停止してしまう。悪いことだと思わず素直に従う。

公共=同じ気持ちを共有している人の集まり、組織をまとめた表現した言葉。権力が健全になるように公共がある。

小川:行政て何でもかんでもできるわけじゃない。気づかないところもある。災害なんかすごく困るじゃないですか
天野:少しぐらいはグループを組んで、コミュニティ持ってたほうがいいんじゃないですか。人との関係をわずらわしいと思っちゃってる流れだから、この方みたいな悩みがすごく理解できるんですが、煩わしいと言って孤立化すると、いざという時の対応が、個人で悩んじゃって思考停止に陥るような心配もあるから、もしもの時にはやっぱり何人かの公共の場に出とくことが必要かなと

高田:この人がどうしたら前向きな気持ちで参加しようと
天野:前向きな気持ちで参加することができるかと聞いてる時点で、前向きじゃない(笑)
小川:お悩みの人も「人に無理に話を合わせるのが苦手」言ってたじゃないですか。確かにね、人に無理に合わせなきゃいけないって嫌なもんですよ。気ぃ使う。そんな場には誰も行きたくない。だけどアーレントは、話を合わせるのが公共だとは言ってないですね。本当の公共はそれじゃない

市民が自由に意見を出し合う場こそ、公共のあるべき姿だと説いた。

公共の成立条件

複数性.....人数ではなく、様々な立場の人から多様な意見が出ること
適度な距離...親しくなりすぎない
属性を脱ぎ捨てる....地位や肩書きを脱ぎ捨てる。マウンティングしない
公共は本来の自分が現れる場所

自分自身が誰であるかを示し、身をさらす勇気がなかったら、現れの空間を作ることは不可能である

いやもう、哲学を用いるのは理想であって現実は難しいよ。

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