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関ジャム 竹内まりや ギモンに答える BEST20

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この番組の授業的な感じが好きなのだそう。

ベスト20

1位 駅
2位 元気を出して
3位 不思議なピーチパイ
4位 SEPTEMBER
5位 カムフラージュ
6位 シングル・アゲイン
7位 純愛ラプソディ
8位 けんかをやめて
9位 今夜はHEARTY PARTY
10位 すてきなホリデイ
11位 家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)
12位 毎日がスペシャ
13位 人生の扉
14位 ドリーム・オブ・ユー
15位 幸せのものさし
16位 マンハッタン・キス
17位 リンダ
18位 もう一度
19位 色・ホワイトブレンド
20位 プラスティック・ラブ

恋の嵐が入ってないのは置いといて

けんかをやめて

シンプルな言葉の多様はあえて狙ったのか

今は歌詞のストーリー性よりも音楽のインパクトが求められる時代ですが、昔欧米のポップスが作詞家によって訳詞化された時に「けんかをやめて」のようなタイトルが結構あったんです。稚拙そうなタイトルなのにストーリーが結構入ってる。そういうのが入ってる世代だから、言葉やストーリーテリングの普遍性を大事にする世代。
逆にzoppさんの「青春アミーゴ」はタイトルもですけど、インパクトのある言葉で自分には思い浮かばない。地元じゃ負け知らず、とかすごくいい。メロディーにぴったりだし、さらに「Si」スペイン語も入っちゃう。ほかにも椎名林檎さんのような、不思議で難解な歌詞にも憧れたりしますが、私のキャラには似合わないと思うのでオーソドックスな言葉を選びます。

zopp :褒められたんで何も頭に入ってこない。多分ご自身は俯瞰して見てるんだと思いますね。すげー勉強になった(笑)
カムフラージュは歌詞で描かれる五感
※8位 コメント中「母が聴いていた」←母と同世代かも。セルフカヴァーは87年だが河合奈保子のリリースは82年。

純愛ラプソディ

半こぶし、微しゃくり

鼻濁音、80年代以降は習わないのか...大滝詠一さんも「まりやさんの鼻濁音はすばらしい」
確かに最後まで盛り上がらないアレンジ。

ほかの取材でも「この曲をどういう思いで作りましたか」という質問はあっても自分の歌唱に関してお話することはほとんどないんです。さかいゆうさんから、こぶしの話が出るとはすごい。歌われる人だからこその目線でしょう。純愛ラプソディですが、実はこぶしが入ることは意識したことは会いません。デビューの時から本能的に音が移り変わるところに、ちょこっと装飾音を入れる歌い癖があり、それは誰かに指導されたものではないんです。ただ、この曲をあえてダブル歌唱で入れたのはちょっと歌に自信がなかったから。アレンジも割と穏やかなので、シングルにするには穏やかさが足りないと自分で判断して、ダブルにしました。ダブル、微妙にずれてるからこそ重なって聞こえる。だから言葉尻やビブラートの位置を合わせるのにすごく集中して歌いましたね

アレンジ

歌の間に達郎さんのギターが。

アレンジは淡々と。でもアクセントでギターのオブリガードが気の利いたところに入ってたり。そこは達郎も意図して緻密にやってました。達郎も「自分の中でアレンジとして気に入っているのは純愛ラプソディだ」よく言ってました。このアレンジは完璧だ、と。自信を持って言ってましたね。曲はアレンジによって全く表情が変わっていくからすごく大切。達郎もいつも「一番大変なのはアレンジ」よく言っています。アレンジは曲の要。それを山下達郎でできることを誇りに思っています。

達郎さんごの飯を作るのも創作活動。アレンジの分担の話「自分の生理感にないものは元に戻す」「達郎自身の音楽と違う部分がある接点を持つ事の面白さが私のプロジェクト。サブカル出身の達郎が大事にしなければいけない部分と、芸能活動から入ってる私には自ずと線引きがあるしファン層も違う。それが重なり合う時の化学反応的な面白さ、一緒にやる必然性を音楽で感じてもらわないといけない。」

普遍性とは時代を超えて受け入れられること。そこはすごく意識している。どんな世代の人でも人間として普通に持っているであろう感情は見つけていきたいと思ってる